北海道　つながる海と川の生き物

著者 : 川井唯史 四ツ倉典滋

• 北海道新聞社 (2015年3月14日発売)

作品紹介・あらすじ

コンブの森がウニを育て、流氷がホタテを養う。水の中で一体何が?身近な生き物の意外な生態と、忍び寄る環境危機-。

感想・レビュー・書評

[mi832005さんの感想 · 2016年8月29日]

　北海道のコンブ，ホタテ，シジミといった水産物と，魚や虫など，川と汽水域，海の生き物と生息環境の話。支笏湖へ潜りに行くにあたって予習になるかなーと思って読んだけど，湖の話題はなかった。でも，イトウの生息状況の話など，参考になるところはあった。
　北海道に住んでいる人だともうちょっと実感ありで読めるんだろうなあという気はする。

著者プロフィール

1964年生まれ
　北里大学水産学部卒業
　北海道立稚内水産試験場資源増殖部資源増殖科長　農学博士(九州大学)
　主著　『ザリガニ―ニホン・アメリカ・ウチダ』(岩波書店，2009)，『ザリガニの博物誌―里川学入門』(東海大学出版会，2007)など


「2010年 『ザリガニの生物学』 で使われていた紹介文から引用しています。」