愛の無常について (ハルキ文庫 か 2-1)

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  • 角川春樹事務所
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784894563728

感想・レビュー・書評

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  • 「どんな自殺も、何らかの意味での自己『証明』である」

  • 第1章 精神について、第2章 愛の無常について、第3章 罪について

    なんだか小難しそうな印象がありましたが、意外に第2章まではすらすら読むことができました。
    とくに第1章はなんだか励まされた気分になりました。なんでだろう。
    でも第3章はきびしい。最初の人間の欲望と犯罪についてはおもしろかったですが、あとは頭に入ってきませんでした。宗教がからんでくるので無宗教で教養のないわたしには無理でした。

    全体に元も子もないことがたくさん書いてありますが、鋭いことばかりで、痛快です。
    誰かに向かって、さも自分が考えたように話したい。

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著者プロフィール

1907~1966。評論家。太宰治の友人。主な著書に、『大和古寺風物誌』『愛の無情について』『青春論』など。

「2019年 『愛と苦悩の手紙 君を思い、思うことあり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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