アウトローは静かに騒ぐ (ハルキ文庫 く 3-1)

著者 : 桑原譲太郎

• 角川春樹事務所 (1999年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[masatora4さんの感想 · 2018年4月20日]

作者曰く、1988年に刊行されたものに大幅に加筆した完全版として刊行した。登場人物がそれぞれの立場で躍動感をもって描かれている。ストーリーに真新しいところは少ない。

[sal23さんの感想 · 2015年12月29日]

　以前、ネット上にてこの小説の１章目である、「華麗なる序章」の始まりの部分が書き出されているのを読み、一発でシビれてしまいました。そして次の日にはB○○K OFFを回り、実物を手にしていました。　　
　ですが、その後がいけません。笑　最初にぐっと持ち上がり、あまりに間抜けな主人公の行動、言動に一気に心が萎えてしまいました。終盤に向けて少しずつ面白い展開になりましたが、最初に上げきったハードルを越えることは出来ませんでした。自分の名前と「オイラ、頑張るよ、大将。」しか言えない人物も最初はそれでよかったけど、370頁ある本編では終盤くどく感じましたね。
　なんだか悔しい思いをした本です。
　
　

　

[童子。さんの感想 · 2005年6月3日]

一人の男が銀行に飛び込むところから始まる、ハードボイルドでスリリングな物語。主人公かっこよすぎです。ホレボレしますね。(*´ω`*)ﾎﾟｯ