アンチエイジング歯科医からの積極的治癒食

著者 : 清水百合

• フレグランスジャーナル社 (2016年10月20日発売)

作品紹介・あらすじ

歯科治療を受ける側と治療する側の両者に必要な口腔の知識と食の考え方。
歯科症状に合わせた、具体的で意味ある食事。
予防歯科、全身の健康管理につながり「口から命を守る」新しい切り口のDr.'s レシピ本!
具体的で分かりやすい、簡単調理で美味しい積極的歯科治癒食。

毎日「食べる」ことは生きる上で当たり前で必要なことです。では何を食べるか? その日に食べたいもの、いつも好きなもの、仲間と決めたもの、お母さんが作ってくれるものと、様々な状況と選択肢があります。ヒトの身体と心は、遺伝や置かれている環境、摂取する栄養バランスによっても影響を受け、左右されます。それが長年の間に蓄積され、体質や疾病リスクとなります。
本書では、世界初の試み？として、画期的な食事レシピ本として「積極的歯科治癒食」というものを掲げています。口腔内を熟知した歯科医師が口腔疾患に対し「食事」を予防歯科の一つとして取り上げ、治療中の改善や歯が不自由な際の食生活を補助するためのお料理レシピを紹介しています。
以前は「歯科治療は全身管理のもと」と考えられましたが、現在では多くの医学的研究データや論文から「口腔の健康が全身の健康を左右する」といわれています。口腔内細菌と腸内細菌、栄養素、酵素、食物の固さや形状、生活習慣病等との関連、西洋東洋医学、薬膳など様々な観点から考察してまとめ上げられています。ご家庭や医療機関で手元に置いて、日ごろのお料理作りの参考になる医学的レシピ本です。

著者プロフィール

歯科医師・料理食育研究家・アーティスト 日本健康医療学会常任幹事、食育委員会委員長 日本元気キレイ医歯学研究所代表、　六本木しみず歯科/B・ホワイトサロン院長 長年の歯科臨床の中でからだ全体に対する食や運動、トリートメントなどへの取り組みや心のケアを行う。また患者様に直接の治療やカウンセリングを行うだけでなく、こどもや企業人の健康のための講演、セミナー、アンチエイジング料理教室、コンサルティングなどにも携わる。日々の生活の中で五感を育て心を養い健康へつなげる考えは、音楽アーティストとしての感性と経験からもきている。 ２０００年、２０１３年～２０１５年と期間限定で文化やアンチエイジングをコンセプトとしたプチカフェをオープン。「体と心に優しい」がテーマのDr.ブランド食品は、大手百貨店、ショッピングモール、医療シンポジウムでも取り扱われる。現在は医療従事者向け、歯科医院対象の食育研修や、大学・卒後研修や、美容エステサロンや飲食店の顧問・アドバイザー、食品やコスメ商品の監修、店舗やレシピプロデュースの仕事もこなしている。商品開発、メディア、執筆多々。

「2016年 『アンチエイジング歯科医からの積極的治癒食』 で使われていた紹介文から引用しています。」