監獄戦艦 (ぷちぱら文庫 14)

著者 : 布施はるか

• パラダイム (2011年5月31日発売)

感想・レビュー・書評

[駄目人間さんの感想 · 2021年8月13日]

評価：B

シリーズの原点、全てはここから。

・ストーリー
Anime Lilith原作ゲームのノベライズ版。
軍内が二派閥に分かれて内部抗争してる状況で、有力者の洗脳操作という極秘任務についている主人公に彼と敵対する勢力の有力な女仕官二人の洗脳を命じられる。
その二人は過去主人公に屈辱を与えていて、その復讐をかねて徹底的な洗脳と肉体改造を施していく、という話。

ヒロインは、主人公が所属する派閥を悪と断じ不正を暴くことに使命感を覚えている憲兵エリートな人妻軍人と、武闘派かつロボット操作にも長けているがやや高慢な副官の二人。

展開としては、一定時間ごとに洗脳状態と非洗脳状態を切り替えることで気づかれずに洗脳を進めていく形になってます。
ヒロイン側は主人公とその乗船に不信感を抱いていてその捜査を行っており、洗脳と捜査で相手を倒すことを競っている状況になってます。
最後はヒロイン側が逆転するか、と思わせての完堕ちというメリハリの利いた展開でなかなか上手く纏めていると思いました。

プレイに関しては、洗脳&肉体改造の上で慰安任務という名の調教って流れなので全面ハードモード。
肉体改造では拘束の上で敏感な部分を徹底的に嬲る展開。
調教では、輪姦メインで拘束、搾乳、スカトロ等徹底的にヒロインたちを貶める流れになってます。
洗脳完了後の雌豚状態もしっかり描かれており、この手のものが好きな人なら満足できる内容かと。

総じて、良作を丁寧にかつ忠実に纏めた印象。

・挿絵
ゲーム原作絵使用。
カガミ先生なんでまあ…言うこと何もないです。