実用Cプログラミング: 生粋のプログラマへ

  • マグロウヒル出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895013963

作品紹介・あらすじ

本書は、C言語に関する入門書・教科書を終えた程度の人には、プログラムを作成する上での重要な概念が理解できて、プログラミング上の表現力が養えるようになることを、また実際にC言語を用いてプログラムを書く人にとっても重要な技法を提供することを目的とする実用書である。インタプリタからメモリ常駐プログラム、マルチタスクカーネル、スクリーンエディタ、データベースまでの、極めて実用的なプログラムが収められており、これを元にすれば、各種のアプリケーションの作成の仕方が把握できる。

感想・レビュー・書評

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  • 昔の本。なんの変哲も無い書名だが私の人生に大きな影響を与えた本である。

    最初に購入したのは大学生のころ。初めてのパソコンとしてPC9801互換機を購入して、TurboCで Hellow World やらタートルグラフィックスなどの練習問題をやっていた。ところが、大学生協で見かけたこの本は、Cインタプリタ、常駐プログラム、マルチタスクカーネル、テキストエディタ、データベースを作っていた。つまり、練習問題ではなく本物のプログラムの作り方が、ソースコード全掲載で書かれていたのだ。もちろん、今から思えば本物ではなく、教材レベルなのだが、当時は衝撃を受けた。オトナの世界を覗いた気分だ。金欠学生だが、悩みに悩んで購入して、写経して、元はIBM-PC用のプログラムをPC98に移植した。それから、プログラミングに興味を持ったのだ。
    全部写経したあと、友人に勧めまくって、押し付けるように貸したら帰ってこなかった。
    近頃、Amazon で古書を買い直したのだ。まさしく、大人買いだ。
    もちろん、今は(PC98ではなく)IBM-PCを使っているがMS-DOSでは無い(Linux)ので、本書を写経するようなことはない。しかし、私の一部分を構成する書籍として、ぜひ手元に置いておきたかったのだ。
    元は英語の本で、原題は『Born to code in C』。雰囲気がある。

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