ビジュアル天文学史 : 古代から現代まで101の発明発見と挑戦

著者 :
  • 緑書房
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本棚登録 : 39
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895318778

作品紹介・あらすじ

天文学上のおもな発明発見と重要事項を時系列で網羅し、
豊富なカラー図版とともにわかりやすく簡潔に解説。
天文学発展の歩みを、それに大きな貢献をした人々や技術とともに、
古代から現代まで総体として把握できる一冊。

天文学の発展に貢献した101の重要項目を取り上げ、各項目を見開き2ページ~4ページにまとめて紹介。それぞれの項目は独立しているため、どこからでも読め、天文学の用語や出来事を素早く参照できる天文事典としても活用できる。また、各項目の記述の中では関連項目を明示し、参照しやすい構成となっている。

●古代から現代まで、天文学の発展に貢献した101の重要事項を厳選し、時系列で紹介。
●理論と観測と技術が結びつき、天文学が発展した流れを簡明に解説。
●各項目においては、事項そののだけでなく、そこに関わった人々やそれを可能にした技術もあわせて解説。
●天文学の発展に貢献した多くの人物を写真や肖像画とともに紹介。巻末には便利な人名索引付き。

感想・レビュー・書評

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  • 『感想』
    〇カタカナ言葉も多く、深く読み込むことはしなかったが、宇宙ってロマンに溢れているなとは感じた。

    〇今日の常識が明日には常識ではなくなる世界だな。正直凡人には思いもつかない思考で成り立っている。

    〇探査機の惑星への着陸にしても数十センチに挑戦し、それも成功させるとか、どういう技術そして情熱から生まれるのだろう。

    〇ページの半分が図となっているが、パッと見て感覚で知るような写真ばかりではなく、小難しいことが書いてあるグラフも多用されている。監修側からすればやさしくわかりやすくと考えているだろうことはわかるが、それでも難しい。

    〇天文学にのめりこんでいるような人は、この本を大切に何度も読み込むのだろうな。

  • 別にSFではないのだが、自分の中のSFとしてカテゴリ付けした。

    101の発見項目について、各々2-4ページに記載し、天文学の歴史を描いている。ので時間が無いときにも読みやすい。図や写真も適切。酒を飲みつつ読んだ。
    小学生には難しいかな、、、相対性理論とか、1つの理論とかの解説書ではないかも。それぞれの発見が、どのように次の発見に結びついているのか、おもしろい。

    宇宙ははるか昔からずっとそこにあって変わらず、
    過去から続く探求者たち、科学者たちの軌跡を端々と書いている。
    やっとここまで来たのだ。
    天文学って、原爆開発とかあったけど、自分の中ではあまり実生活に直接役に立たない学問に分類していて、でも、それに人生を捧げる人たち、天才たち、努力家たちが累々としているのが、感動する点だ。

    地球のどこかで戦争の続く毎日の中で、それでも探求しつづける人類について、感慨深く思った。

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著者プロフィール

1961年生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター普及室長。専門は天文教育。東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了。総合研究大学院大学准教授を兼務する他テレビやラジオ等でも活躍。

「2015年 『星の王子さまダイアリー2016』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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