- Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895726665
作品紹介・あらすじ
まほうのたまをとりかえすため、めざすはよくばりばあさんのいえ。モンモン!ほえていぬはそと。ヤオン!とないてねこはうち。かんこくのこどもがみんなしっているゆかいなむかしばなし。
感想・レビュー・書評
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「ねこのてがらで、おばあさんのくらしはまたゆたかになりました」
わりとよくある昔話かなと思ったら、浦島太郎かな、花咲かじいさんかな、いやいや猫の話かなと、わくわくしながら読めました。いろんな物語があるんだなあと楽しかったです。義理人情に篤い韓国ならではのお話でした。(8分)#絵本 #絵本が好きな人と繋がりたい #韓国のむかしばなし #いぬとねこ #ソジョンオ #シンミンジェ #おおたけきよみ #光村教育図書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まほうのたまをとりかえすため、めざすはよくばりばあさんのいえ。モンモン!ほえていぬはそと。ヤオン!とないてねこはうち。かんこくのこどもがみんなしっているゆかいなむかしばなし。
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4歳からおすすめ。
巻末の解説を読むと、グッとこの作品の面白さが増します。この点からは、大人向け絵本でもあるかもしれない。
海外の昔話には、その国・地域の世界観、歴史が反映されていることがあり、そこが魅力。このお話もそのようなタイプ。 -
2019 3-3
5分 -
韓国の昔話ですが、聞いていると日本の昔話を思い出します。絵の構図が変化に富み、いぬ、ねこ、おばあさんの表情がオモシロイ。最後のオチが効いていて、高学年の子どもたちもナルホド!と納得。
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昔話は、読むのも聞くのも大好き!浦島太郎のような展開で始まったのですが、竜宮で竜王から魔法の玉をもらう辺りから、随分違うお話になっていきます。結局、いじわるばあさんに騙され取られてしまった魔法の玉をいぬとねこが取り返して、良い(?)おばあさんを助けるというお話。そういえば、魔法の玉を取られたいじわるばあさんが、その後どうなったのかは書かれていません。懲らしめたワケではないので、元通りの生活に戻っただけかもしれませんね。私は、ラストの「やっぱり、いぬよりも ねこを かわいがりました。こうして、ねこは いえのなかで、いぬは いえのそとで、かわれるようになったのです。」というところが好き。いぬが切ない感じですね。あとがきを読んでみると、韓国では、ねこを可愛がる習慣があまりなかったそうで、驚きました。
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2013.4.24 3-2
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韓国の昔話。訳者あとがきによれば、韓国では猫よりも犬の方が好まれているそうです。それでも、このお話が語りつがれてきたのは、執念深いとされる猫が、情に深く、義理がたい国民性に合っていたのだろうと書かれています。優しいおばあさんと、ずるいおばあさんやなど、日本の子ども達にも親しみやすい話の筋立てで、でも、鳴き声が韓国語だったり楽しめる絵本です。