- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896102420
作品紹介・あらすじ
今、最も語らせたい男による談志論・落語論。
感想・レビュー・書評
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落語立川流の立ち上げ前から談志の側で多くのことを見てきた人間による一冊は、ただそれだけで貴重である
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赤めだか以来、落語家が本を出すのが流行りだけど、これはとても面白い。最後まで談志をネタに稼いでますね、、、それでこそ立川流なので感心しました。談春、志の輔、志らくには厳しいですね、嫉妬もあるのかもしれませんが。
各事件の分析も見事だし、洒落も面白いし、とても良い本でした。ただ、最後の第五章は力尽きたのか時間切れなのか文章がめちゃくちゃで繋がっていません。漢字の間違いも多くて、編集さん、直してあげろよ、と本に向かって突っ込んでしまいました。通常なら退屈な年表も工夫があって面白いです。 -
談志が死んだ直後に反主流の弟子が書いた立川流の内幕暴露本。晩年の談志は芸が衰えていた、とはっきり書いているのが好感が持てる。そうなんだよ。
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2016/04/13
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落語三遊協会の分裂事件当時、談志の付き人をしていた談之助の証言は、ほとんどの関係者が故人となった今、一番真実に近いのではないか。また、落語立川流旗揚げ前からの一門のひとりとして、家元制度と上納金制度に対して批判的な論調。