- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896423129
作品紹介・あらすじ
コマの否定、吹き出しのみの構成、メタレベルのストーリー、ダンスとのコラボレーション…ほとんど分類不能、クールジャパンの対極のアヴァンギャルド-古くはバタイユがBDのアーナキーさに注目し、70年代に前衛集団「バズーカ」、90年代に前衛漫画集団「ウバポ」、大御所メビウス、ポードワンなどを紹介しながら、第九の芸術と言われるBDの歴史的背景と表現媒体の可能性を見る、待望のBDアヴァンギャルド論。
感想・レビュー・書評
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所在記号:726.101||フル
資料番号:10203502
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<閲覧スタッフより>
ヘーゲルの美学講義で定義された芸術の序列に続いて“第九の芸術”と言われているBD。そのBDと日本のマンガの比較とともに、日本のマンガにはない表現や発想を紹介しています。
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所在記号:726.101||フル
資料番号:10203502
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日本の「マンガ」ともアメリカの「コミック」とも違うフランス語圏の
「BD(ベーデー=バンドデシネ)」について、主に前二者との違いに
焦点を当てて書かれた本。従ってややマニアックな内容になっている
と思う。
BDに関しては私も全然くわしくないので、書かれている内容の正否に
ついては何も言えないが、全体を通して実に興味深かったのは確か。
ダンスとのコラボあたりはさすがフランス語圏という感じだったな。