木を植えた男 The Man Who Planted Trees (ラダーシリーズ Level 5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896840933

作品紹介・あらすじ

プロヴァンス地方の高地を旅していた私は、ひとりの男と出会った。男は人里離れた山腹に、たった一人で住んでいた。そして荒れ地をよみがえらせるため、見返りを求めず、人に知られることなく、ただ静かに木を植え続けていた。死にかけた大地は、やがて希望にあふれた緑の森へと生まれ変わっていく。真の偉業をなしとげる人間のすばらしさを語りかける、ジャン・ジオノの代表作。

感想・レビュー・書評

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  • ラダーシリーズのレベル5の本。
    非常に薄いので諦めずに最後まで読める。
    荒地に黙々と木を植えて緑の土地にした人物のことを第三者が淡々と語る内容でシブかったです。

  • 当方TOEIC 750点程度 読み切るのに、中々苦労した。ビジネス的なワードと文学的なワードは違うらしい。Toeic では、お目にかからない単語が多く勉強になりました。

  • TOEIC対策 第3弾
    小説を読んでみました。
    評論文などと比べると表現力が多く、形容詞や名詞などに知らない単語がたくさんでてきます。
    いい勉強になりました。

    本書はフランスのプロヴァンス地方を旅していた主人公が人里離れた荒れた地に住む男と出会う。

    彼は妻や子供と死に別れ、今は水もなく砂漠だらけのこの地に10000本の木を植えたという。
    これからもただ木を植え続けるという。
    第一次大戦、第二次大戦を経て再び主人公がこの地へもどると…

    希望にあふれた緑豊かな地になっていた。

    本当に素晴らしいこととは何か

    そんなことを考えさせられた一冊。

    日本語でも読んでみたいと思った。

  • 単語難しくて時間がかかった。洋書を1週間ぐらいで読めるようになりたいもんです。

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著者プロフィール

Jean Giono.1895~1970. 
作家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。1929年、長編小説『丘』がアンドレ・ジッドに認められ出版。第二次世界大戦では徴兵反対運動を行う。1939年、逮捕される。1953年の『木を植えた男』はジオノ没後、20数か国語に翻訳された。
邦訳書に『蛇座』(山本省訳、彩流社、2021年)、『純粋の探究』(山本省訳、彩流社、2021年)、『大群』(山本省訳、彩流社、2021年)、『本当の豊かさ』(山本省訳、彩流社、2020年)、『青い目のジャン』(山本省訳、彩流社、2020年)、『丘 岩波文庫』(山本省訳、岩波書店、2012年)、『ボミューニュの男』(山本省 訳、彩流社、2019年)、『二番草』(山本省 訳、彩流社、2020年)、『世界の歌』(山本省訳、河出書房新社、2005年)、『気晴らしのない王様』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1995年)、『いかさまトランプ師の冒険』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1997年)、『木を植えた男』(山本省訳、彩流社、2006年、他多数翻訳あり)、『屋根の上の軽騎兵』(酒井由紀代訳、河出書房新社、1997年)、『喜びは永遠に残る』(山本省訳、河出書房新社、2001年)、『憐憫の孤独』(山本省 訳、彩流社、2016年)などがある。



「2022年 『メルヴィルに挨拶するために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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