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- Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896918175
感想・レビュー・書評
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国盗りに明け暮れていた戦乱の表舞台の陰で、名物と言われる茶道具が名将たちの手から手へ渡り歩いていく。力づくで手に入れられたり、主君と共に焼け落ちたり、思惑あふれる寄進や恩賞に用いられたりと、それぞれの名物の運命は悲喜様々。そんな戦国史を味つけるスパイスのようなエピソードが15章収められている一冊。茶器だけではなく、茶の湯を取り巻く話題も面白い。千宗易が利休と称するようになったのは、帝の前で茶を点てるため、俗人ではなく僧侶の身分が必要になったから。また、有楽町/数寄屋橋の名前は信長の腹違いの弟に由来するとか...
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