シャルトルの彫刻たち─聖母の衣の裾に触れる

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784896943382

作品紹介・あらすじ

「世界遺産」にして西欧中世建築の白眉、シャルトル大聖堂──その歴史、その魅力の核心とは? 聖堂外壁を飾る中世の石工たちの力作のなかから16の彫像を選び、それら「聖母の衣」を起点に、ステンドグラスに彩られた聖堂内の光と色の世界へ、さらには聖なる書物としての大聖堂全体の「読み方」へと、わかりやすく誘う。長年にわたりステンドグラスの歴史の研究に従事、大聖堂のまわりを幾度となく行きつ戻りつ、くりかえし「聖母の衣の裾に触れ」てきた著者ならではの、行き届いた大聖堂案内にしてキリスト教美術入門。図版200点超。「シャルトル大聖堂年表」や各扉口の主要彫刻一覧、ステンドグラス配置概観図など、付録資料も充実。

著者プロフィール

清泉女子大学教授。専門は西洋中世美術史。特に英仏のステンドグラスの歴史を研究対象としている。主要著作に、『天使が描いた』『天国へのまなざし』『北方に花ひらく』『美はアルプスを越えて』(責任編集・分担執筆、『NHK日曜美術館 名画への旅』第3、4、9、10巻、講談社、1992–93年)、「ロマネスク聖堂の窓 1〜3」(『季刊iichiko』18–20号、1991年)、「シャルトル大聖堂の南薔薇窓―技法・修復・図像学」(『日仏美術学会会報』28号、2009年)、「シャルトル大聖堂のステンドグラス《Baie 48:聖ヨハネ伝の窓》 その1~その5」(『清泉女子大学紀要』55、56、58–60号、2007–12年)、『カタログ《聖ヨハネ伝の窓》』(私家版、2013年)、「薔薇窓の黙示録」(『黙示録の美術』竹林舎、2016年)など。また主要訳書に、B.ドリヴァル『ルオー全絵画』(共訳、全2巻、岩波書店、1989年)、J. Ch.バィイ『西洋絵画の流れ』(共訳、岩波書店、1994年)、M.クノー『魂にふれるイコン』(せりか書房、1995年)などがある。

「2023年 『シャルトルの彫刻たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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