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- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896949100
作品紹介・あらすじ
中世最大の異端、カタリ派の南フランスにおける活動の軌跡を、その社会的背景、教義の具体的内容から「アルビジョア十字軍」の顛末にいたるまで、史料を縦横に駆使して陰影豊かに描き出した名著。図版多数。
感想・レビュー・書評
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読み終わった。カタリ派の勃興と没落を、主に社会面から描いた力作。北フランスと南フランスの経済的な格差、社会制度の整備状況など多岐に渡っていた。
恐らくルネッサンス前夜の中世ヨーロッパのキリスト教会の社会圧力がカタリ派の流行に関係があったのではないかと思うのだけど、その部分はそれほど筆を割いていなかった印象。
しかし読んで良かった。考えるきっかけになった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宗教、歴史だけでなく当時の南仏の風土、民俗的なことまで書いてあり興味深い。物語性はない。
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