- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784896949728
作品紹介・あらすじ
子どもから大人まで"つい"拾ってしまう貝殻。美しさに秘められた魅力と謎を探るため、ゲッチョ先生が全国をめぐる旅に出た。
感想・レビュー・書評
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生物屋の先生が書いた自分と貝の話。 やっぱり生物屋ってすごいエネルギッシュで行動力あるから、羨ましくなってしまう。 貝収集のきっかけにもなるし、貝屋の入門書として最適な一冊。 これを読んだら今まで見えていなかった貝も、海へ行ったら見えるかもしれない。足を止めて手に取った貝がなんという名前なのか気になって図鑑を捲ってしまうだろう。
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貝殻にまつわるエッセイ。
読みやすく分かりやすい内容でした。
化石は何年経ったら化石と呼べるのか?は確かに今まで考えたこともありませんでした。浜辺で拾った貝が数百年前の貝かも知れない、と思うと何だかとても不思議な感じです。 -
静かに世界から姿を消している生き物がいるらしい。
おそらく、想定以上なのだろうなあと。
日本産のハマグリが、ほとんど姿を消しているとは…。
触れられていた諫早湾、少し調べてみたら、こじれにこじれていた。かつてそこに生きてた生き物たち、今、新しく命を育くんでいる生き物たち、もし声を出せたら、私たちはどんな言葉を浴びせかけられるのかな…。
暗い感想が先になってしまったけど、もちろん貝のあれこれを知ることが出来てよかった。
アサリの砂のなかのポーズには笑った。素敵なイラストでかもしれないけど。
シャコガイの寝方は、人間がシャコガイに持つイメージにピッタリに思います。
貝殻の宿題が素敵でした。こんな宿題出されてみたいな!
※増補版が出とるみたいなので、そちらも読みたい -
つい貝殻って拾ってしまう
やめようと思いつつ拾ってたけど、これからはもう少し注意深く拾ってみたくなった
最後に気づいたけど、この作者の方、骨の学校の人だ。分かりやすくて好き。ドングリの本も読んでみたい。