塚本邦雄全集 (第5卷)

著者 : 塚本邦雄

制作 : 北嶋 廣敏 

• ゆまに書房 (1999年4月25日発売)

作品紹介・あらすじ

存在の運命と本質を掴み取る"言語の魔力"-現代小説への反措定をなす明晰なる小説技法が現出するバロック的世界。現代短歌の光源・塚本邦雄の全業。本巻には、長編小説四編を収録。

感想・レビュー・書評

[うりさんの感想 · 2006年8月8日]

全集のうち、小説は５〜７巻。
中井英夫、赤江瀑のファンにお勧め。でも高いのでさいしょは図書館か、文庫の「十二神将変」から読まれるのが吉。

著者プロフィール

1920年生まれ。2005年没。歌人。51年、第1歌集『水葬物語』刊行、以後、岡井隆、寺山修司らと前衛短歌運動を展開。現代歌人協会賞、詩歌文学館賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞、現代短歌大賞など受賞。

「2023年 『夏至遺文　トレドの葵』 で使われていた紹介文から引用しています。」