中世ヨーロッパの写本文化

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  • リーベル出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784897985978

作品紹介・あらすじ

本書は、中世ヨーロッパ文化の結晶である彩飾写本をとりあげて、その歴史と特質についての所見をまとめたものである。中世のキリスト教社会における写本の役割とその展開について論述したうえで、絵解き聖書と時祷書の生成過程をキリスト教図像学の観点から分析することにより、中世の人々の精神構造を明らかにした。知的スペースとしてのライブラリーの史的展開を追いながら、書物と人間の関わりについて考察している。

著者プロフィール

京都大学学術出版会専務理事・編集長。京都大学文学部および教育学部に学ぶ。出版社勤務を経て二〇〇六年より現職。著書に、『学術書を読む』、『学術書を書く』(高瀬桃子との共著)、『世界大学ランキングと知の序列化』(分担執筆)(以上、京都大学学術出版会)、『京都の「戦争遺跡」をめぐる』(池田一郎との共著)(地方・小出版流通センター、新装版:つむぎ出版)など。

「2022年 『「専門家」とは誰か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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