映画監督深作欣二

著者 : 深作欣二 山根貞男

• ワイズ出版 (2003年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『仁義なき戦い』『蒲田行進曲』『黒蜥蜴』『バトル・ロワイアル』-映画という"終りなき戦い"。深作欣二が語る全61本の映画戦記。

感想・レビュー・書評

[adlibさんの感想 · 2018年10月7日]

　
──　山根 貞男《映画監督 深作 欣二 200307‥ ワイズ出版》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/489830155X
　
　演技なき諍い
　
<PRE>
　深作 欣二　　監督 19300703 水戸 東京 20030112　72 ／
　菅原 文太　　俳優 19330816 仙台 東京 20141128　81 ／20121113 引退
　菅原 加織　　俳優 19700225 東京　　　20011024　31 ／踏切事故／文太の長男／籍＝薫
　
https://twitter.com/awalibrary/status/539560926542696448
　
……　菅原さんは無念そうに「運命だな」とつぶやいたという（20030112）。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030113　無頼の研究 ～ キンコンカンの客たち ～
　
♀菅原 文子　　　　 194,‥‥ ‥‥ 東京 ／文太の妻／マネージャー／一男二女の母
／19700106 年賀状で結婚報告
　
　狭間 二郎　　洋画 19030129 宮城 神奈川 19840221　81 ／籍＝菅原 芳助／文太の父／独立美術協会
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%CA%B8%C2%C0
　
♀荻野目 慶子　女優 19640904 熊本 ／昭和学院高校卒／荻野目 洋子の姉
Oginome, Keiko／（姉、弟、妹）の次女、姉はコピーライター
</PRE>
　
……　荻野目 慶子の魔性は、日本映画の巨匠・深作 欣二にも及んだ。
1992年に映画「いつかギラギラする日」の撮影中に、深作監督から半ば
強引に迫られて交際がスタートし、関係は１０年に及ぶ。だが1996年に
前立腺がんを発病した深作監督は、治療に有効な女性ホルモンの投与が
男性機能を喪失するとわかると、荻野目との肉体関係を続けられないか
らという理由で治療を拒否し、病室でもこっそりあいびきを続けた。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/190752
　
（20141202）（20180927）
　

[take9296さんの感想 · 2010年8月8日]

ごめんなさい。「仁義なき戦い」をはじめとして、映画史に残る傑作群は見事に逃しています。見たのは「復活の日」と「いつかギラギラする日」の２本のみ。それでも、この本は面白かった。インタビュアーに対する監督の語り口に知性が感じられました。