- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898310915
感想・レビュー・書評
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何年か前の私は、中国や韓国との関係悪化を考えると、首相の参拝なんてするべきじゃないと思ってました。なんて無知だったのだろうと恥ずかしくなります。他国では愛国の感情を表現することは普通の事なのに、日本ではどうしてこんなに表し難いんだろう。小野田さんのような、貴重な体験をされてる方の話をもっと聞きたかったなぁ。さぁ、私も靖国に行こう!
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いつも騒がれる靖国神社について、今年の1月に亡くなられた小野田寛郎さんとアサヒビールの名誉会長中条さんとの対話が書かれた本。やはり実際に戦争に行かれた方が話されることは重みがあるし素直にその通りなんだろうなと心に入ってくる。自分の認識が間違っていたなと感じた部分もあった。色々な意見はあるとおもうが私は日本人として国の為に命をかけ英霊となって靖国神社に在られる方々にありがとうございましたと言い続けたい。
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30年間に渡り終戦後もフィリピンで任務を遂行し続けた小野寺氏とアサヒビール会長の中條氏の対談形式
第二部は総括。第一部の要約。
度々中條氏のコメントとしても出てくるが、「小野寺氏の言葉には重みがある」
靖国神社と現代日本人の捉え方について、分かりやすくも重みのある言葉が並んでいる
タイトルの靖国神社については勿論、実際は存在しないA級戦犯、従軍慰安婦、そして朝日新聞の罪。
第二次世界大戦とは何だったのか。
現代日本人の堕落とその原因。
韓国、中国との付き合い方。
約6年前に発刊された書籍だが、今だからこそ、読むべき、知っておくべき内容が満載。 -
30年間ルパング島で戦い続け、一時は靖国神社の英霊とまでなられた小野田さんの言葉には重みがあります。
私自身、小野田自然塾で2泊3日のキャンプを共にしたことがあります。
小野田さんは外見や言葉などは大変優しいのですが自分自身に大変厳しい立派な方でした。
恥ずかしい限りですが、2泊3日、森の中、テントで一人過ごすと、本当に人間は一人で生きることができないものと痛感致しました。
情けない限りですが、自宅に帰ると、何とも言えない安堵感に包まれたのを今でも思い出します。
「個の尊厳」「人権の尊さ」は大切です。しかし、人間一人で生きていけないように、自らの人権と同様に相手の権利も尊重しなければ成り立ちません。
それが「公」の心に通じるものと思います。
「公」のために命を落とされた英霊を祀る靖国神社は、天皇陛下を始め国民が心静かにお参りできる場所となることを願いたいと思います。