- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898318423
作品紹介・あらすじ
櫻井よしこ氏絶賛(「週刊新潮」5・20号)
「『なんとイヤらしいタイトルか』と思ってみたら著者は竹内久美子さん。彼女の記事は切り抜いて保存している私である。
もしも私に目が三つあったら、3本の記事を同時に読みたいくらい面白い本だ」
・コロナ恐怖で交尾排卵が活発化
・イクメンより免疫力の高い男がモテる
・女系天皇誕生で日本が「小室王朝」になる
・男の精液は女に心の安らぎを与える
・キャッシュレスでセックスレスになるかも
・昔、男は女を掠奪するために戦った
・左翼の「男女平等」論はモテナイ輩の嫉妬
・夫のマスかきは子づくりに効果バツグン
・女は閉経しても価値があるから婆と呼ぶな
・デスクワークばかりだと精子の質が低下
・浮気を見破るには重い荷物を運ばせよう
・仲の良い夫婦が顔まで似ている理由
・美男美女は健康で長生きするとう醜い現実
・結婚するとヤル気が失せ、浮気の時に精子が張り切るのはなぜ
出版社からのコメント
森元首相の些細な発言(失言?)を、恣意的に切り刻み我田引水して、
とんでもない差別主義者だとのレッテルを貼って社会的に葬り去ろうとした人たち……。
竹内久美子さんは、そんな言葉狩りに狂奔する、行き過ぎたPC(ポリティカル・コレクトネス)を拒み、
生物学的な現実を直視するBC(バイオロジカル・コレクトネス)で行こう! ということを本書で提唱しています。
「動物にタブーはない」からです。
なんでもかんでも「男女は平等だ」と叫ぶのは愚かなこと。
PC優位の世界にBCの観点から一陣の風を吹かせよう!
--ということでコロナ禍でもしぶとく生き延びようとする人間の性行動の不可思議さや、
エセフェミニストたちの俗論を論破し、はては日本の皇室問題にまで筆は進みます。
タブーなき竹内ワールドをぜひ覗いてみてください
(また未読でしたら、小社刊の前著『「浮気」を「不倫」と呼ぶなーー動物行動学で見る「日本型リベラル」考』もぜひ併読してください)
感想・レビュー・書評
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PC(ポリティカル・コレクトネス)=「政治的に正しいこと」に対して、著者が提案したBC(バイオロジカル・コレクトネス)=「生物学的な現実を直視し、真実を見つけ出すこと」に関する事例と考え方を述べた本。
ただ内容は飛び飛びで、BCネタエッセイという感じ。お気楽に読める。本のタイトルも章の見出しも扇情的で、内容に無理やりこじつけているだけ。
ただし著者は自身の政治的な強い心情をぶち込んでくる。その話いらなくない? というレベルで。
政治的に右でも左でもかまわないが、本で紹介されているDS(嫌悪感受性=様々な事柄に対する嫌悪感の強さ)の値が高いほど保守的になるという実験事例を紹介しているのに、なぜ著者自身が極端に保守なのか、つまりDSが高いのか分析しないのはどうなんだろうと思った。
期待しすぎないで、パラパラと読む、暇つぶしに読むのに適した本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容は面白い。政治が絡むところは賛否両論あるだろう。これを読んで「動物行動学的には」とか「遺伝子が」とか言い出す輩が増えるとうざいので星2つ。
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動物行動学に関した過去の著書が面白かったので、同じ著者の作品を読んでみたが期待外れ。
学術的な根拠がある話がほとんどなくトンデモ本のような内容に感じた。 -
ウエストがくびれた女は男心をお見通し 竹内久美子
WAC文庫
PCとBCは共にあって良しとする
と言う出だしの部分までは
フムフムと読んだが
森喜朗の話になった所から
拒否反応が起こり
8ページまでのト書でバカバカしくなり
それでも目次だけは目を通して
読み終わったことにした
動物行動学研究家と自称するからには
研究者でなく生業として選んだ仕事らしい
職人としての著者が
この上野千鶴子張のタイトルで
何を語ってくれるのか楽しみにして
手に取ってみたがそれまでの話となった
奇をてらって自分を見失っている
思い上がりの強い女に付き合う暇はない -
竹内さんは数十年振り。うつを病んでらっしゃったんですね。内容は書名と異なり、かつての竹内さんベース。ただ、今の時代にハッキリとおっしゃいますねぇ、と思いつつ読み進めてたところ、第4章。この章って必要?本書の最後の最後の「好きこそものの上手なれ」は確かに。そうありたいです。
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冒頭を読んだ時点だが、著者がやべぇことだけわかったので、それだけコメント。
「女性の浮気の方が男性より罪深い、男性向けにアンケートした結果から明らか」と、そら当然やろ。
この時点で読む気がだいぶ失せたが、いい意味で期待を裏切られることに期待して読み進めてみる。
色んな研究を引用して、いかにも学識ぶって論理的に説明していそうだが、ホントに理解して発信するつもりがあるなら、特定の条件下で発現した一事象というだけで、それに関する解釈は明言できない、少なくともそういう姿勢はあると思う。
メディアがいかに言葉尻を捉えて曲解してるかを冒頭で述べてるが、見事に特大ブーメラン。
結局最初に感じた嫌悪感で流し読みしかできなかった。
突拍子もない話か、どこかで見た話しかなかった、あと時事的なネタを出しとけばいいみたいな感じもあった。
自分の本棚に置きたくない。 -
面白いけど、ちょっと強引かね。
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動物学から見た男と女について解説された一冊。「浮気を見破るには重い荷物を運ばせてみる」「仲の良い夫婦が顔まで似ている理由」「美男美女が健康で長生きできる現実」といった感じで、男と女に関するトリビア的なものが動物行動学の研究データ(鳥や虫の行動から人間の行動を読み解く的)を基に語られる。ボリューム大で知らないことも多く面白かった。男女に関する雑学を仕入れたい人にオススメ。
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この人大っ嫌い。大っ嫌いだけど一応読んでおかないとね。途中秋篠宮さま賛辞が書かれてあって、大丈夫?この人?って思った。
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心に響くフレーズはなかった。