依存症の真相―アダルトチルドレンとADHDの二重奏

著者 :
制作 : 夏目 祭子 
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784899762232

作品紹介・あらすじ

ますます増えていく様々な「依存症」。「物」に「行為」に「関係」に依存していく私たち。その依存症に潜む原因に深く関わる「AC(アダルトチルドレン)」と「ADHD」も詳述。第一線の臨床家で精神科医の星野医師が語る、依存症の原因と依存症にならない生き方。各章冒頭に、わかりやすい「入門対談」を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 依存症の原因って、親子関係が原因の場合が多いのか。。
    父親が子育てに無関心、母親が過干渉

  • 2013年北原4年にて紹介

  • ADHD専門の星野さんの本なので、ADHDとACが中心の依存症の内容になっていて、
    そういう傾向のある人には参考になると思います。

    なんとなく、対処のあたりは弱い感じもするけど、
    内容は幅広くもていねいではあると思うし、弱くとも対処法もあるし、

    もっと強いメッセージ性とか助けてほしい系は、ダルクの本とかの当事者が書いたものが合うかも。

  •  労作です。
     「3分診断」が横行する精神科の診療の中で「初診に1時間半かける」星野医師が依存症の発症メカニズムと治療法を詳細に示します。
     …依存症は本人だけが悪いのではない。家族、特に父親が役割を果たしていないことが起こることが多い。だからこそ、両親を呼び出し、治療に対する協力を得ないと効果が薄い。
     ここで「治療に対する協力」というのは「自分(親)が原因の一部です」と心底納得することですからそれはそれでたいへんなことです。
     でも安易に投薬治療に頼ったりするのではなく、根源的な原因にメスを入れない限りは依存症の治療はあり得ません。
     ADHDやアダルトチルドレンと家庭環境が深く絡み合って依存症を引き起こす。星野医師の治療に掛ける熱意が伝わってきます。

  • 本棚整理の一環 再読本

    夏目祭子さんに注目していたのだが、本の内容はとても表層的に感じた。
    くくりが大きすぎる。
    私がADHDには興味がないせいかもしれないが。

    感謝して手放す。

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著者プロフィール

1973年、福島県立医科大学卒業、神経精神科入局。79年、医学博士。84〜85年、アメリカ・エール大学児童精神科留学。93年よりロマリンダクリニック心療内科勤務。2001年、福島県立医科大学神経精神科助教授。03年、福島学院短期大学福祉学部教授。06年、福島学院大学大学院附属心理臨床相談センター所長。1990年に大腸ガンを発症し、切除手術を受けるが、7ヵ月後に再発(肝転移)。ガンの食事療法「ゲルソン療法」を簡略化した「星野式ゲルソン療法」を考案・実践し、克服した経験を持つ。また、自らが発達障害の一つであるADHD(注意欠陥・多動性障害)であることを公表している。

「2017年 『ガンを食事で治す星野式ゲルソン療法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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