天使の自立 下

  • アカデミー出版
3.50
  • (9)
  • (13)
  • (28)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 163
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900430358

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 弁護士として輝かしい成功を手にしたジェニファー。しかし報われぬ恋を越えて窮地に陥った彼女を救ったのは……。

    う~む、こうなってしまったか、という下巻の始まり。転落していく主人公の魅力が半減してしまうのが物悲しい。ページ数あとこれだけしかないけど、いつ幸せになるの?ちゃんと終わるの?と焦るほど怒涛の展開が続き、最後まで息をつかせない。アダムの状況と関係性や、ジェニファーの性格とこれまでの生き方を考えると、自分はあのラストに納得したが、唐突で想像の余地を残した終わり方は好みが分かれるかも。愛すべきジェニファーの仲間たちのその後も気になる。しかし英語教材の広告懐かしいな。

  • 弁護士として華々しい活躍を
    見せていたジェニファーだったが、
    ある被告人に裏切られたことを皮切りに、
    次第にマフィアの深みへと嵌っていく。

    上巻のサクセスストーリーから一転、
    不幸やすれ違いの止まぬ悲しい連鎖に、
    予測する間も無く、一気に読了。

    時に守ろうとした人間に
    裏切られたり、逆恨みされたりする弁護士。
    仕事のモチベーションとなりうる動機が
    仇となって返ってきたとき、
    弁護士であり続けることの難しさを考えさせられる。

    マフィアに加担する言い訳が出来てしまった後半、
    ジェニファーの自己擁護の詭弁に、
    見限りたくも、突き放せないのは
    ケンも同じ気持ちなのだろう。

    光と闇、両極端の男に翻弄されるように、
    くっきりと明暗が分かれた上巻下巻だった。

  • ちょっと怖い小説。

  • ケッ、洋モノなんぞ性に合わん!
    って思いつつ、友人のススメで読んだところ、過去最高に感動!夜中に大号泣!!
    (上)に一週間かかり、(下)は一晩で読んでしまったとゆう本でした(←一体どんだけハマッたんだ^^;)

  • よしかずさんの本。後半は主人公にとって不幸な出来事があって、最後はともかく全体的に悲しい展開。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

シドニィ・シェルダン(Sidney Sheldon)
1917年2月11日 - 2007年1月30日
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれ。父はドイツ系ユダヤ人、母はロシア系ユダヤ人。1937年からハリウッドで映画に関わった後、大戦中兵役に就く。終戦後、本格的に劇作家・脚本家の道へ。1947年に映画『独身者と女学生』でアカデミー脚本賞を受賞した。
1969年から小説を書き始める。『顔』でデビューし評価を受け、執筆を続けた。主な代表作としてテレビドラマ化された1982年『ゲームの達人』で、日本でも上下計700万部を突破するベストセラーとなった。ほか、映画化・ドラマ化された『真夜中は別の顔』。

シドニィ・シェルダンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニー シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
シドニィ シェ...
シドニィ シェル...
シドニィ シェル...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×