1リットルの涙: 難病と闘い続ける少女亜也の日記

著者 :
  • 中央出版
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900435261

作品紹介・あらすじ

わたしの中のキラッと光るものをお母さんならきっと見つけてくれると思います。教えて下さい。導いて下さい。わたしは、生きたいのです。生きる希望をつづる感動の詩。

感想・レビュー・書評

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  • まだ若い子なのに、文章を読んでいると、
    本当に頭の良い子で、繊細な子だったんだな~。
    本音がいっぱい書いてあるけど、
    あまり人を責める事は書いてないです。
    常に自分を責めている。
    充分に頑張っていても、それが伝わらないもどかしさ。
    でもそれをどうにかしようと前向きな姿勢に感動しました。

    人っていつ何があるかわからない。
    生まれつきの人もいるかもしれないけど、
    いつどんな病気になるかもしれない。
    病気だけじゃなく、いつ事故にあうともわからない。
    生きてるとやっぱり常に死とは隣り合わせだと思うんです。
    だから今出来る事、やりたい事は、
    出来る限りやっておきたい!!
    常に何かを感じて生きていきたい!!

  • 急に脊椎小脳編成症になってしまった少女、木藤亜也さんの日記で構成されている。生まれつきの障がいも辛いと思うが、中学生の時から急に障がいに苦しむことになるのは健康だった時の思い出があるがために、かなり辛そうだった。
    そんな自分の余裕があるとは言えない状況の中でも誰かのために生きたいと強く願ったり、兄弟や親、周りの人に感謝を欠かさなかったりする姿が素敵過ぎて、心打たれたし見習わないと。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00391795

    わたしは何のために生きているの?わたしの中のキラッと光るものをお母さんなら、きっと見つけてくれると思います。教えて下さい。生きたいのです―。生きる希望を万感こめて綴った、難病と闘い続ける少女・亜也の日記。 (出版社HPより)

  • できていたことが段々とできなくなることの恐怖が身に染みて分かった。患者目線からの医者の姿も語られていて、良い医者になろうと思った。

  • 記録

  • 1986年に初版の本。
    脊髄小脳変性症という、未だ治療法が確立されていない難病に侵され、改善するという見込みも一時的な改善さえも得られない中で、もがきながらも懸命に生きた少女の日記を元にした書籍。
    本人の肉筆文字の写真も要所に掲載されているが、段々と自由が利かなくなる、文字や配置が乱れているのが生々しくも切ない。
    うっかり、小説を読んでいるような気分でいる自分が情けなくなる。
    それにしても、日記の主(少女)は、泣き虫かも知れないがとても強い。

  • 病気と必死に闘い続けるあやちゃんの姿が感動しました。

  • 闘病記のようなものに評価をつけるのはよくないので敢えて評価はしていない。
    昨日まで明るく輝いた高校生活を送っていた高校1年生の亜也は、ある病気の宣告をされることで人生が一変する。そのとき彼女は主治医にたった一言。「病気はなぜ私を選んだの?」。自分が主治医だったらなんて答えるだろう・・・。
    聡明な亜也は、不治の病だと知りながらもこれ以上病気が進行しないようにと必死にリハビリに励む。そして最期の最期まで必死に生き抜いた。
    当然悲しくて涙をこらえながら読まなければならない部分もたくさんあるが、亜也の前向きな姿勢に心打たれ姿勢が正される。そんな闘病記であると自分は考える。

  • 読み終えて、まず最初に感じたことは亜也さんの一生懸命生きた証の本。
    生きる意味がわからない。まだまだ若いのに、何故動かせないのだろう。努力をしても体は良くならない。決して介抱へとは向わない。それでも、彼女は生き抜いた。周りから支えられることにジレンマを感じながらも、彼女は生き抜いた。そんな本だと私は思いました。

  • 一生懸命生きようとしている亜也さん。
    読んでいて胸が締め付けられました。
    そして支えているお母さん。
    私の子供が病気になったとき、亜也さんのお母さんのように出来るのかな。。。

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