- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900541559
作品紹介・あらすじ
ベストセラーを記録し、映画化もされた新潮文庫『面白南極料理人』(映画「南極料理人」、09年8月全国公開)の著者が、懐かしくも恥ずかしい北海道での青春の日々をセキララにつづった青春エッセイ。
「大笑いしたくなる愉快な青春追憶エッセイ。北海道の昭和30年代の生活や風俗がとても懐かしい」と、作家・佐々木譲さんも絶賛した青春追憶記は、爆笑必至の面白さです。カバーと本文のイラストは、北海道下川町在住の漫画家・はた万次郎さんが担当。ほのぼのとした独特のタッチが、郷愁を誘います。
さらに、南極観測基地と海上保安庁巡視船で鍛えたワザを駆使して生み出した「北海道うまいぞ&ざまみろレシピ」40品も満載した、悪ガキ南極料理人の世界を満喫できる一冊です。
感想・レビュー・書評
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「面白南極料理人」の著者が自分の過去をつづった自伝的エッセイ集です。「大人になっても悪ガキ」なんていう人にはトラウマがあるんで普段は敬遠対象なんですが、こういう人なら、と思わせるものがあります。
『面白南極料理人』で僕の心をわしづかみにした著者がつづる自伝的なエッセイ集です。結構この人、幼少期にはやんちゃしてますね。粉塵爆発を起こしたりとか。ほかには筆者の祖母がいい味を出してますわ。この本を読んでいて、僕も著者と同じ北海道出身なんですけど、著者の語る北海道ネタに思わず面食らったことが読んでいて一度や二度ならずありました。結構僕も知らないことが多かったんですね。
地方によっても違うんですが、何せ広いですからね。そんなに差し障りはないと思うんですけれど…。よくわからない話があったなぁ。自由奔放、心の赴くままに育った作者の過去と、合間合間につづられている北海道の食材を使った料理のレシピが読んでいて実においしそうでしたね。特にすき焼きに関する箇所ついては白眉で、北海道ですき焼きを食べるときに入れる肉は牛肉じゃなくって、
豚肉を入れるんですよ。
最近僕も食しましたが、
『あぁ、慣れ親しんだ味だなぁ』
なあんて思っていました。でも僕は、南極に行っているときのエッセイのほうが好きですね。あのカゲキな体験こそが作者の真骨頂だと思っていますんで。 -
カスベが食べたくなりましたがそんな 毎日うっているようなものではないのでねホッキ貝のカレーおいしそうですがそんなにたくさん買えないのでね