免疫、その驚異のメカニズム: 人体と社会の危機管理 (ウェッジ選書 5)

著者 :
  • ウェッジ
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900594357

作品紹介・あらすじ

神秘的な働きが解明されつつある免疫、そのシステムは社会変革のキーワードでもある。川勝平太(経済史家)・松井孝典(科学者)が問題の本質を提起する。

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  • 免疫、その驚異のメカニズム 人体と社会の危機管理 谷口克/著 ウェッジ 2000.6

    [more] 〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜 ☆ 〜 〜 〜 〜

    内容 : 何億年も後に出現するであろう新しい細菌やウイルスに対処できるしくみをもつ免疫システムを、人間の営みに演繹して考えることはできないか。
    神秘的な免疫システムを社会変革のキーワードとしてとらえる。

    著者 : 1940年新潟県生まれ。千葉大学大学院医学研究科博士課程修了。
    現在、千葉大学大学院医学部医学科教授・学部長。著書に「免疫Q&A」「免疫の闘い」など。

  • 疫学という医学の分野がある。
    わかったようで、わからない学問で、科学のようで、数学、物理学とは異なる価値判断をしている。
    免疫の疫は、疫学の疫なので、免疫がわかったようで、わからないものであることもなんとなく想像できる。
    第二章は、医学者と、経済学者、地球物理学者との鼎談である。
    全体を読んで、免疫について、いかにわかっていなかったかは、わかった。
    主要組織適合抗原(MHC)、生理活性物質(サイトカイン)といわれても、初耳だった。

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