- Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900677210
作品紹介・あらすじ
もう遅すぎる?
境界線について話していると、いちばんよく尋ねられる質問は、「今からでは遅すぎ
るでしょうか?」です。深刻な問題のあるわが子に悩む親たちは、どうしたらいいか途方にくれ、希望を失
いかけているかもしれません。しかし、正しいことを始めるのに遅すぎるということは決してありません。
とはいえ子どもが幼ければ幼いほど、生活に境界線を組み込むのが容易であることは事実です。しかし、
高校生になっても子どもは子どもで、大人ではありません。つまり、本人が何と言おうとも、まだ未完成だ
という意味です。
子どもはどんなに反抗しようと、心のどこかで親の助けを欲しています。親が親としての権威をもって介
入してくれるのを待っています。コントロールしきれない自分の感情や行動におびえ、自分よりも大きな誰
かにストップをかけてもらい、枠組みを与えてほしいと願っているのです。「第14章 さあ、やってみよう」より
感想・レビュー・書評
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図書館で借りた本。
なんとなく、今の自分と子供に関係するこうもくだけを拾い読みした。今までできていたこと、これから頑張らないといけないことが少し明確になった。大変参考になりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
賞罰などは子育てによくないと言うのが流行りの中、はっきりと約束やすべきことをしなかった場合は罰を、というスタンスが面白かった。
子どもに親が何もかもするのではなく、『境界線』を引いて、自分で責任をとらせる必要性を実感した。 -
境界線の基本概念を子育ての視点で捉えることで、成人の「境界線」問題を見直すきっかけに。(高橋秀典師)
『牧会相談の実際』あめんどう、2014、第四章心悩む人の理解と支援のためのブックガイドP174-175から抜粋引用