記憶の力: 過去の記憶が未来を変える

著者 : リチャード・H.モリタ

• フロンティア出版 (1999年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[trfkmtさんの感想 · 2011年9月26日]

ブックオフでジャケ買いしました

[h.t.さんの感想 · 2010年8月20日]

記憶は未来へ

一般に人の人生は「目に見えない力」で
引き寄せられていると言われている

それは運命という人もいれば、神の定めという人もいて
遺伝によるものであるという人もいる
小さな目で見ると自分で人生の選択をしているように感じられるが
大きな目で見るとどうも思うようにならなかったり
逆に思いのほか上手くいったり、全然違うところへ道が
開けていったりするものである
自分で選択しているといっても、その選択肢はそれぞれの人は
すべて見れているとは限らないし、選択できる幅は
時期や環境や能力などで限られていたりする
それにはどうも「目に見えない力」が働いているようである

この本はそれを「記憶の力」だという
過去の記憶の上に現在があり、未来が訪れると
そのため過去を振り返り、過去について心を整理する
重要性を説いている

現在の自分は過去を元に形成されているが
果たして過去の記憶をたどることで未来に良い影響が
もたらされるのだろうか
過去を整理することで心が落ち着くということはあるが
根拠が良く分からない