- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900851467
作品紹介・あらすじ
著者東田直樹は、“文字表現 ”を知った4歳から多くの文章を残してきました。
中学卒業を機に、これまでに書いた物語や詩を一冊の本にしました。
コンクール受賞作品も多数掲載しています。
執筆当時を振り返って、随所に本人による解説が書き加えられています。
感想・レビュー・書評
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健常児だってあんな言葉巧みに文や詩を書いたりすることはできないと思うから、作者自身の才能や能力に、感性に、そして東田さんのお母さまに、只々脱帽します。
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自閉症本人が書いたとは驚き。「約束」は胸が苦しくなった。
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先生からのリクエストで購入した本。
帯から
「僕は会話ができません」
4才の時に時に知った“文字表現”で文章や詩の中で会話をしてきた僕
最悪の時も前を向いていく
自閉症の直樹は書き続けます。
そして、帯には1編の詩が書かれています。
僕は昔 夢を見た
クラスの中でみんなと笑って話している
夢から覚めたとき
僕は泣いた -夢 より-
この詩はきっと多くの人の胸を打つでしょう。
このたった数行の詩に含まれている願望
そしてそれは決して叶わぬ夢
私もグッと来てしまいました。
どんなに欲しくても決してかなわない。
夢の中で幸せだったからこそ
目が覚めたときの絶望感は大きいと思います。
でも直樹君はすごいです。
“ビッグイシュー”と言う雑誌に、直樹君のエッセーが連載されています。
ワタクシもいつも読ませていただいています。
分類 918/ヒ