寄席おもしろ帖 第2集

著者 : 長井好弘

• うなぎ書房 (2004年10月1日発売)

作品紹介・あらすじ

お待たせしました。笑いの宝庫、寄席のいまを伝える人気シリーズ「寄席おもしろ帖」第二集。高座そのままの面白フレーズ、さらにパワーアップしたギャグ、芸人噺。精緻な紙切りで織りなす寄席模様。

感想・レビュー・書評

[きたはらさんの感想 · 2005年5月23日]

数年前に1年間寄席に通い、高座記録を取り続けた新聞記者さんが書いた本。<br>寄席芸人のマクラでのフレーズや、こぼれ話などがまとめられています。<br>寄席に行ったことない人はこの本読んで興味をもった芸人さんを見ればいいと思うし、よく通う人は「そうだよ、こんなこと言うんだよ！」と思うんじゃないかと。<br>筆者が記者さんということもあり、非常に文章が読みやすい。ただ、あまりにも芸人さんとの距離が近いような気がしてそれがうらやましかったりもするんですが。<br>書店にて購入。『芸能』のコーナーにあります。

著者プロフィール

一九五五年、東京・江東区生まれ。読売新聞編集委員。都民寄席実行委員長。浅草芸能大賞専門審査員。「よみうり時事川柳」五代目選者。著書に『新宿末広亭のネタ帳』『使ってみたい落語の言葉』『落語と川柳』『噺家と歩く「江戸・東京」こだわり落語散歩ガイド』、編著に『落語家魂！ 爆笑派・柳家権太楼の了見』など。

「2018年 『歌丸 不死鳥ひとり語り』 で使われていた紹介文から引用しています。」