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- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901253956
感想・レビュー・書評
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国家は民主主義でも社会主義でも共産主義でも、少数者による多数者の支配になる。大衆運動は指導者集団を新たな支配階級と交代させるだけで、少数者による多数者支配は変わらない。寡頭制の鉄則。▼あらゆる組織は少数者支配になってしまう。意思決定をするのは一握りの指導者。組織が大きくなると、この傾向はさらに強まる。ロベルト・ミヘルス『政党政治の社会学』1911
北欧社会では(英では階級対立の中に徐々に吸収されていった)中央vs地方、都市(商工業)vs農村(農業)、世俗vs宗教といった対立軸が依然として存在する。D・ラストウ1955
階級闘争による政治はこれから弱まる。シーモア・リプセットLipset『政治のなかの人間』1959
工業化が進んだ社会では、団体交渉が制度化され、労働者の貧困が解消されるに従い、階級やイデオロギーの対立は緩和されていく。ダニエル・ベル『イデオロギーの終焉』1960
ジョージア州。アトランタ。地域社会の公共政策の決定について「誰が権力をもっていると思いますか」調査。少数のエリート集団が一枚岩の権力を構成。フロイド・ハンター『コミュニティの権力構造』1963
中央vs地方、政府vs教会、農村vs都市、労働者vs経営者。Lipset & Rokkan 1967
大学進学率15%までがエリート段階。15%を超えるとマス段階。マーチン・トロウ『高学歴社会の大学』1976詳細をみるコメント0件をすべて表示
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