美のバロキスム: 芸術学講義 (MAUライブラリー 4)

著者 :
  • 武蔵野美術大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901631747

作品紹介・あらすじ

美学研究の第一人者である谷川渥による、本格的な美学・芸術論。グリーンバーグのフォーマリズム批評をひとつの軸に「形」と「形ならざるもの」の2000年の変遷を論じ、バロックと反バロックとしての美学を問う。70点以上の豊富な作品を参照し、古今東西の美学・美術史上の数々の理論の位相を読みやすい語り口で論じ尽くした一冊。

著者プロフィール

谷川 渥(たにがわ・あつし):美学者、批評家、文学博士。東京大学大学院美学芸術学専攻博士課程修了。國學院大學文学部教授、杭州師範大学客座教授、京都精華大学客員教授などを歴任。日本近代芸術史の諸問題を踏まえながら、マニエリスム・バロックからモダニズム・現代美術にいたる広範な領域を視野に収め、多様な〈美的表象〉を渉猟し、美学と批評を架橋する。著書に『形象と時間』『美学の逆説』『シュルレアリスムのアメリカ』『鏡と皮膚』『図説だまし絵』『肉体の迷宮』『幻想の花園』『ローマの眠り』など多数。

「2023年 『三島由紀夫 薔薇のバロキスム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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