卓球王水谷隼の勝利の法則: 試合で勝つための99の約束事

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  • 卓球王国
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901638470

作品紹介・あらすじ

なぜこの男は勝者であり続けるのか。熾烈な日本男子卓球界で勝ち抜き、世界の頂点に近づくアスリートの勝負の哲学。技術写真を含めた「勝利の法則」

感想・レビュー・書評

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  • さすが、トップアスリート。
    ストイックに、人生かけて、卓球に取り組んでいることがありありと伝わってくる。
    卓球というスポーツは精神と肉体の研ぎ澄まされた戦いであることが良く分かった。

    水谷さんが得た卓球の重要な知恵(技術、メンタルなど)について、素直に隠すことなく披露している。これはある意味、自分しかなしえない自信があるからこそ、オープンにできるのだろう。

    私は戦うスポーツでは必ず気持ちで負けてしまうが、この本に書いてあるように、相手に弱みを見せない、ポーカーフェイスなど、皆いろいろと考えているのだな、と、そんなことにも、いままで気付かなかった自分に少し、驚いた。

  • 過去にも日本の卓球界には名選手がたくさん輩出されてきたが、水谷準は攻守のバランスや試合運びなどの駆け引き、メンタリティー、実績など、現役にして歴代最高の日本人選手だと思う。

    その現役で世界の最前線で戦っている本人による「自分の考えや戦術・練習の意識・メンタルで意識していること」など99の約束事として余すことなく書き記しています。

    端的に言うと「勝つためのヒント」が詰まっていて中1で読んでも高2で読んでも、大学生でも社会人でも読んだときに新たな発見があるような内容です。

    著者の本としては、これより新しい本で「負ける人は無駄な練習をする」がありますが、こちらも必読書に違いはありませんが勝者のメンタリティーについて強調されている印象。

    「卓球王 水谷隼の勝利の法則」のほうが初心者から上級者まで技術面や精神面など幅広い話が詰まっているので、最初にどちらを読むべきと言えばこちらのほうがオススメします。

  • 名著

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著者プロフィール

1989年6月9日、静岡県磐田市生まれ。
両親の影響で5歳から卓球をはじめ、14歳の時にドイツ・ブンデスリーガに卓球留学。
青森山田中・高を経て、明治大学に進学。07年の全日本選手権で当時史上最年少の17歳7ヵ月で優勝し、その後シングルス5連覇を達成した。
北京、ロンドン、リオ、東京と4大会連続でオリンピックに出場。リオオリンピックでは男子団体銀メダル、シングルスでは日本卓球史上初の銅メダルを獲得。
東京オリンピックでは、伊藤美誠選手と組んだミックスダブルスで史上初の金メダル、男子団体でも銅メダルを獲得した。


「2021年 『打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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