それでも世界は美しい

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  • アミューズブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901714068

作品紹介・あらすじ

空、風、太陽。刻々と変化する大地の上で、まだ見ぬ誰かと出会う。毎日は違う。毎日は新しい。この地球に生きている。それだけで人間は愛おしい、素晴らしい-。ザラついた心を癒してくれる、旅を巡る24の短編小説と写真集。旅する作家、戸井十月が紡ぐ"地球と人間のラブストーリー"。

感想・レビュー・書評

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  • 何歳になっても、バイクで世界の様々な場所を旅した十月さんの短編集。世界各地の残酷さも美しさも、同じように観察され丁寧に書かれている肉のある文章に惹かれる。
    旅の一日は、長い人生の中ではたった一瞬だったとしても、人や自分自身との出会い、胸を打つ景色はどうしようもないほど圧倒的で、その後の人生が変わっていくこともある。固まった心身を強烈にしかし優しく解してくれる一冊。

  • この世は全く不平等で、理不尽に満ちている。
    しかし、
    それでも世界は美しい、
    人間は捨てたもんじゃないと、
    思いたい。

  • 久々の読書の最初は戸井十月から。戸井の紀行物は偏りがちだが泥臭くって好きだな。

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