- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901873253
感想・レビュー・書評
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一言で説明すれば「電波短歌集」といったところか。
短歌なので、僅かな時間でも細切れに読めます。通勤電車で、トイレの中で、仕事の息抜きに、寝る前など、好みの時と場所にてどうぞ。
ただし、相性が合わないと「なんじゃそりゃ?」的な内容です。で、波長が合うと背中がゾワゾワします。妙な中毒性も覚えます。
どこぞの書評では「爆笑できる歌集」と評価されたそうですが、爆笑ではないです。あくまでも「背中ゾワゾワ」です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本買ったらご本人からツイートされた。日曜ラジオのケータイ短歌でいつも出てくる時が楽しすぎる。やはり飛んでる歌人は素晴らしい。
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なんて馬鹿馬鹿しい歌集!SFとファンタジーと笑いのまじった短歌が笑いを誘う。
時々不思議に叙情的。 -
人生のお供に。
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「ドラえもんがどこかにいる!」と子供らのさざめく車内に大山のぶ代
「UFOは在る?」校内弁論大会を見守る窓の小型円盤
あの夏の石段の上僕の背を押した少女よどうしてますか」
またもや、桜庭一樹読書日記より借りてきた本★
短歌集。
本当に、次々と短歌が、しかも不思議な短歌が描かれていて、なんだかこの世界にとっぷり入ってしまうよう。
うぅーーん、このシリーズ、他にも読んでみたいなぁ。
また1つ新しい世界にこんにちは、をした気分です。
【6/20読了・初読・市立図書館】 -
すんばらしい詩集である。
「音楽のテストの時間妹に招かれしモーツァルト霊あわれ」
「落ちてくる黒板消しを宙に止め3年C組念力先生」
「「ドラえもんがどこかにいる!」子供らのさざめく社内に大山のぶ代」
「恐山のイタコに憑るナポレオンは青森弁の素朴な男」
こんなのばっか(笑)。 -
SFをあっさり受け入れてしまう短歌の懐の広さに感心する。
「Gパンを履きたる祖父に実写版鉄腕アトムのような哀しみ」 -
念力に満ちた短歌。
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素晴らしい短歌集です。名作。天才。久々に世界つくってる作家さんをみつけた!!!!
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大好きな短歌集。挿絵もサイケ
デリコだよ。