- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902222227
感想・レビュー・書評
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・久々にコテコテのを読んだけど、読むつもりで読めば、割と素直に読めた。
・自信満々、ではなく、とにかく本心でそう思ってる、というのが大事で、あの手この手で言いくるめるのではなく、本心でのお勧めを伝わりやすく伝える、ということのようだ。本心ってのを作るところが1番難しい気がした。
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- 話の目的を伝えることに置くのか、それを聞いてこう動いてもらうことに置くのか、で準備すべきことや話し方は自ずと変わる。
- ニーズと利点を1つにすること、を伝達のゴールとする。言い換えると「相手の望みを叶えることが自分の望みとなってる状態」
- 人に指摘する時は、①本人が自己評価をできるように促し②改善計画を立てられるよう促すこと。
- その意味では、怒る、人と比べる、過去のことを引き合いに出す(振り返りではなく変えられない事象をぐちぐち言うの意味)、は止めるべき。
- 逆に言えば、当然の結果を経験させることで、身をもってわからせる、ということも1つの対応である。 -
2016 4 24
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プロスピーカー青木仁志さんの伝わる技術についてのノウハウ本
話力とは人間力である
人は自分に関係のない話に興味を持たないし、一切関心を寄せない存在である。
*相手の願望に焦点を当てた話をする
*人の左脳は論理を司り、右脳はイメージを司る ということを常に意識 する。確かに人は耳で言葉を聞くわけだが、言いかえれば、それは脳
にその状況を映し出して聞いている。イメージがわかない話をしていて も、人を動かすことはできない。
*相手に共鳴、共感を持ってもらうために自分自身が話の内容を熟知し ておく
*話題の洗濯や配列を誤らないこと。
*自分の感動を素直に表現する
日々のコミュニケーションは明るいあいさつから
共鳴、共感を呼ぶ話のポイントは具体性である。
「事実は一つ。しかし解釈は無数である」
アフリカへ行った靴屋の話。
裸足で歩いている人たちの事実をみて~だめだと思うのか、やったと思うのか。
相手が聞く気になる下地の作り方
1あなたに対して私はこういう貢献をしていきたい~誠実
2相手がどうなりたいのか、何を求めているのか~質問
3今何をしているのか、今までどんなことをしてきたのかという事実に焦点を当てる 感じている、思っているなど希望は別にする
4求めているものと現実とのギャップ
自意識を消せば真のプロに近づく=あがらない
ウサギとカメの話
ウサギが負けた理由 ウサギはカメを見たから。
カメが勝った理由 カメはウサギを見ずに自分のゴールだけを見続けたから。
説得力は人から生まれる~同じ話でも、話し手によって伝わり方が違う。
伝達力とは言葉だけではなく思いである -
古本屋で購入。
「伝達力」というタイトルに惹かれて、コミュニケーションのテクニック本と考えていると失望する可能性があります。
先輩ビジネスマンの経験と生き方を知る読み物に近いです。
ただ、わかり易い例を取り出している点、メッセージ的なキーワードは「なるほど!」と感じるものが多かった。
特に仕事で部下をもつ方には、上長としての考え方、部下との接し方などのヒントがあると思います。
また、自分は頑張っているけれど、上司からの評価が思っている以上に低い方にもどうしたらいいかのヒントが書かれていると思います。 -
◎南條スピーチから◎
聞き手と同じ目線で話す
目をつなぐ
自分の癖に気をつける
落ち着いた態度で話す
否定語を使わない -
さくさく読める。
頭に入って来易い!
ワタシ自身の経験から学んだことも書いてあって、うなずける内容が多い。 -
プロスピーカーの立場にいる著者が、
人に対して、自分の意図を伝えるためのノウハウを
いろいろな切り口から、記述してくれている。
人に伝える技術、伝わる技術が詳細に説明されており、
このことに対して問題意識を持っているひとであれば、
一読しても満足感は高いと思う。
但し、この手のノウハウ本全般に言えるが、
こうしたものは実践してなんぼの世界。
説明が多岐に亘っていることもあり、
実際の場面では本書を普段から携行することはないことまで
考えると、もう少し体系立てて整理されていると親切。
とは言え、「伝達上手になるための極意」や
「伝達力を磨いて勝ち組になるための10箇条」等の
後で読み直しし易い工夫もされ、簡便な表記をされており、
理解はしやすい。
最終的に「人としてどう生きるべきか?」にまで言及している。
殊、コミュニケーションでは、結局はここが根幹であろう。