『鴎外全集』の誕生 ― 森潤三郎あて与謝野寛書簡群の研究

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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903251059

作品紹介・あらすじ

与謝野寛(1873—1935)は1922(大正11)年に森鴎外が没した後、多年の恩顧に報いるために最初の『鴎外全集』(鴎外全集刊行会)を編集した。その後、正宗敦夫や晶子と共編で膨大な『日本古典全集』を刊行した。それを陰で支えたのが鴎外の末弟森潤三郎(1879—1944)であった。本書では約90通にのぼる潤三郎あて寛書簡群を解読し、編集者として有能だった寛と、それを誠実に助けた潤三郎に光をあてる。

著者プロフィール

1921(大正10)年東京都生まれ。森鴎外の長男於菟の次男で、「富」の名は鴎外の命名。1944年東北帝国大学医学部(解剖学専攻)卒業後、陸軍軍医として原爆投下直後の広島で被爆者の救護活動をする。1961年から85年まで東北大学医学部教授、1990年から1994年まで仙台大学学長を務める。1995年勲二等瑞宝章受章。東北大学名誉教授。医学博士、森鴎外記念会名誉会員、ふるさと津和野鴎外塾塾長。2007年8月31日逝去。

「2008年 『『鴎外全集』の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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