定本納棺夫日記

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著者 : 青木新門
  • 桂書房 (2007年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903351353

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定本納棺夫日記の感想・レビュー・書評

  • 宗教のことが難しかった。光。

  • 冠婚葬祭の仕事に勤める著者の手記から生まれた物語が「納棺夫日記」
    その後に映画「おくりびと」が誕生する。

    内容は映画の「おくりびと」よりもこちらの「納棺夫日記」のほうが未来に繋がる生命力を感じ理解出来る。

    死をみつめ続けることは不幸でも闇でもない。
    死をみつめ続けることで今の自分自身の「生」をしっかりと考えみつめることが出来る。
    死生感を考え感じるにはとても読みやすい良書だと私は感じた。

  • 画「おくりびと」の原作です。死にもっとも近いことを日常の生業にしている人の透き通った死生観が描かれている本だと思います。 想像するに、かなりハードな仕事でしょう。 御遺体の状態はさまざまで、ぶよぶよにふやけた水死体や、放置されたまま蛆が湧き出した御遺体の処理をするときは、「これがルーティンワークなんだ」「なにも考えずに処理するのがプロフェッショナルなんだ」と自分に言い聞かせなければやっていられないこともあるでしょう。 青木氏は、プロフェッショナルという名に逃げて、感情を殺し、様式的な形を求める納棺作業に徹するのではなく、生きていた御遺体を浄土へお送りする仕事としての意味を問い続けています。 いまの時代の葬式仏教があまりにも無力で、生者の思うこととはかけ離れた思想になってしまったことを、現場の人として憤り、死者の尊厳を守ることを心の中心に置いている人だと思います。 「おくりびと」も素晴らしい映画ですが、青木氏が披瀝する死生観は、ぜひ、本でも読んでいただきたいと思います。

  • おくりびとの原作。前半の日記風の部分はよかったけれど、後半の宗教の話の部分はちょっときびしかった。

  • 何年か前に、青木新門さんのお話をあるお寺で
    聞いた事があって、その時は仕事で偶然だった。
    青木さんが経験された事を織り交ぜながらの
    お話で、中々印象深かったと思われる。
    でなきゃ、図書館でこの本を見ても借りようと思わなかったと思う。

    この本(表題作)は、過去に青木さんが生活が苦しくなって
    やむなくやり始めたバイト…のちに「納棺夫」と名付けられて
    しまった時の体験談が綴られている。
    人の死を見つめるうち、命が輝かしく見える瞬間を
    感じ、そこから仏教(特に親鸞)における生死感、
    また、親鸞が説く「光」のあり方、そして話は宇宙にまで
    飛び出し、「死とは何か?」と考えながら、どう生きるか
    どう死を受け止めるかを感じさせる作品。

  • 1納棺夫日記
     みぞれの季節
     人の死いろいろ
     ひかりといのち
    2自選詩
    3童話「つららの坊や」
    4小説「手、白い手」
    5小説「柿の炎」

  • ↓の後、第三章「ひかりといのち」が深い内容だったので、結局時間がかかっちゃいました。
    でも読めてよかった。
    「納棺夫日記」以外の、自選詩、童話「つららの坊や」、小説「手、白い手」、「柿の炎」も、読み始めた当初は余計なのでは…?と感じていたけれども、読了した今は、収録されていてよかったな…って感じました。

    内容がどう違うのか知りたくて文春文庫の「増補改訂版 納棺夫日記」も入手したんですが、こちらは詩、童話、小説が未収録のものでした。
    映画「おくりびと」を観て、そのきっかけを知りたくなったなら文春文庫版が手に取りやすいとは思いますが、個人的にはこちらの桂書房版を読んでほしいなぁ。
    なんて思ってしまいました。
    それくらい詩、童話、小説は必読の価値あり!に感じます。

    それでもこれから文春文庫版も読むけどね。こちらは序文がついてたりあとがきも違っていたりするので…。←マニアか!?
    + + +
    ブクログに登録しようと思ったら「定本」だけでも二種類あって迷ってしまった。。
    ワタシが購入したのは初版2006.04.11.桂書房「定本納棺夫日記」の第四版2009.03.10.発行版。
    「荒野へ」がなかなか読み進められないのに、今日この本が届いたらあっというまに第三章まで読んでしまった。あわわわ。
    2009.03.14.

  • この本を持っていることはちょっと自慢できる。多分、金沢の柿木畠の書店の「郷土出版」の棚で見つけたものだ。ただ、第五版なのだ。初版が一九九三年三月で五版が同年七月となっている。初版が何部だか分からないが、郷土出版としてはちょっとしたヒットではないだろうか。まさか十五年後に映画で納棺夫を描いた「おくりびと」を見るとは思わなかった。

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