自己を見つめる (放送大学叢書 6)

著者 : 渡邊二郎

• 左右社 (2009年9月30日発売)

作品紹介・あらすじ

放送大学空前の人気授業といわれたテキストを叢書化。ニーチェやハイデッガーのことばをまじえ、人生を支え引き締めてくれる哲学の名著。

感想・レビュー・書評

[すうさんの感想 · 2023年12月25日]

わたしたちの日常と、その奥に潜むふだんはなかなか意識しないものとを平易な言葉で結びつけ、哲学というものは、こういうものであったということを再認識させてくれる名著である。

著者プロフィール

哲学者。放送大学名誉教授、東京大学名誉教授。専攻は西洋近現代哲学。著書に『ハイデッガーの実存思想』『ハイデッガーの存在思想』（以上勁草書房）、『ニヒリズム』（東京大学出版会）、『構造と解釈』『英米哲学入門』『芸術の哲学』『はじめて学ぶ哲学』『現代人のための哲学』（以上ちくま学芸文庫）、『歴史の哲学』（講談社学術文庫）、『人生の哲学』（角川ソフィア文庫）などがあり、『渡邊二郎著作集』全12巻（筑摩書房）に集成されている。

「2021年 『増補　自己を見つめる』 で使われていた紹介文から引用しています。」