I am

著者 :
  • 赤々舎
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本棚登録 : 30
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (88ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903545141

感想・レビュー・書評

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  • 頑張って見たけど、私は単純すぎて、馴染めなかった。。
    どうしてモデルはほとんど女性なのか、裸になる必要があったのか。
    痛々しいリストカットの写真と追になったヌードに対しては、己を解放して欲しくてそういう表現になったのかなあ。
    募集に集まったのは女性ばかりだったのでしょうか。
    メタファをキャッチ出来ない私はまだまだ読み込みが浅いようです。

  • 写真集の中の人物は、生きる方へベクトルを変えたのだろうか?それが感じられるような写真もあるし、そうでないようなものも。

  • きむらいへい賞サイアク! 自ら死のうとする人間は最低だ。命を大事にしろ。自分から死を選ぶのは人間だけなんだ。そんなやつらを綺麗に撮って持ち上げて何が残る? これが芸術? 仮に現実を写しだすのが芸術だとしても若い女性ばかり選んで裸にしてリストカットの現実をほんとうに伝わっているのか? 中途半端だろ。消えそうな命で必死に生きてる人や動物たちだっているんだよ。ただの人間岡田敦のエゴだろ。ほんと吐き気がした。

  •  第33回木村伊兵衛写真賞を受賞した若手写真家。
     自傷する身体を裸体でフレームに収めたインパクトが話題になっている。
     まな板の傷のように腕を横切るように走る切り傷は、他の傷一つない身体部分と、際立つ対照をなす。
     痛みを連想させる傷がリアリティを呼び覚ます。金原 ひとみ『蛇にピアス』の写真版といったところだろうか。

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著者プロフィール

写真家 芸術学博士
1979年、北海道生まれ。2002年、富士フォトサロン新人賞受賞。2008年、第33回木村伊兵衛写真賞受賞。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。東京工芸大学大学院芸術学研究科博士後期課程修了、博士号取得(芸術学)。2007年、写真集『I am』(赤々舎)、2010年、写真集『ataraxia』(青幻舎)、2012年、写真集『世界』(赤々舎)を発表。映画「ノルウェイの森」(原作:村上春樹、監督:トラン・アン・ユン)の公式ガイドブック(講談社)の撮り下ろし企画を手掛けるなど、海外からの注目も高い、新進気鋭の写真家である。著書、展覧会多数。

「2014年 『MOTHER』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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