K氏の遠吠え 誰も言わへんから言うときます。 (コーヒーと一冊)

著者 :
  • ミシマ社
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本棚登録 : 45
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908724

作品紹介・あらすじ

無印良品、ユーミン、食べログ、「まちづくり」……みんなが何となく避けてきたけれど、なんだか「ちょっと違うんちゃうか」と思うことについて、容赦なく突っ込みまくる。時代が切望した「批評家」の誕生!

———消費社会やグルメ情報や異世代間のコミュニケーションや大阪都構想などなどに対して、ちょっといつもよりは深く考えたりしていると、いきなり自分のなかからK氏という分身が登場した。 そのK氏の遠吠えがどこまで届き、その周波数にチューニングを合わせて聞き取ってくれる同志が、一人でも多くいることを著者として望んでいる。そしてK氏はまだまだあきらめていない。———著者より

感想・レビュー・書評

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  • 最初はミーツの元編集長、なんか理屈っぽくてうるさいおっさんやなぁって感じで読んでたけど、読み進むにつれてすごくなるほどなぁと思える事が多くてやっぱりなかなか骨のあるおっさんです。
    このシリーズ、軽くて(物理的な重さ)ほんとに読みやすい。

  • 旅行に持っていく本を買おうとみつけたミシマ社のコーヒーと一冊。手売りブックスの方も、「京をあつめて」を買いました。

    軽くて、エッセイで、装丁がいいな、と思って買いましたが、内容もなかなか!服の話で、「これ無印やで」には笑ってしまいました。

    シリーズで集めたくなりました。

  • まさに遠吠え。

  • さっと読み過ごせない内容ばかりである。
    K氏は今日も怒っているのである。

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著者プロフィール

1958年、大阪府岸和田市生まれ。編集者・著述家、神戸松蔭女子学院大学教授。89年『月刊ミーツ・リージョナル』を創刊に携わり、12年編集長を務める。ファッション・ページも長く担当。「街場」を起点に多彩な活動を繰り広げている。『K氏の大阪弁ブンガク論』(ミシマ社)、『「うまいもん屋」からの大阪論』(NHK出版新書)、『いっとかなあかん店 大阪』(140B)など、大阪について書かれたもののほか、『「街的」ということ』(講談社)、『有次と庖丁』(新潮社)、『神戸と洋食』(神戸新聞総合出版センター)などの著書がある。

「2023年 『なんでそう着るの? 問い直しファッション考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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