濃い味、うす味、街のあじ。

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  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903993263

感想・レビュー・書評

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  • 江さんが書かれるいろんなお店についての記述は、そのスタンスがとてもはっきりとしている。いわゆる、グルメ紹介のガイドブックではないというきっぱりとしたスタンスだ。だから、読んでいてとても気持ちがいい。
    そのお店や店のご主人が経て来た歴史、その店のある街全体の雰囲気、そしてそんな街やお店に自分がどう関わってきたかということも語られているので、仮のそのお店に初めて行ったとしても、なんだか懐かしいような不思議な気持ちになるのだろう。
    料理や店構えの挿画もすばらしく格調が高い。

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著者プロフィール

1958年、大阪府岸和田市生まれ。編集者・著述家、神戸松蔭女子学院大学教授。89年『月刊ミーツ・リージョナル』を創刊に携わり、12年編集長を務める。ファッション・ページも長く担当。「街場」を起点に多彩な活動を繰り広げている。『K氏の大阪弁ブンガク論』(ミシマ社)、『「うまいもん屋」からの大阪論』(NHK出版新書)、『いっとかなあかん店 大阪』(140B)など、大阪について書かれたもののほか、『「街的」ということ』(講談社)、『有次と庖丁』(新潮社)、『神戸と洋食』(神戸新聞総合出版センター)などの著書がある。

「2023年 『なんでそう着るの? 問い直しファッション考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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