谷郁雄エッセイ集日々はそれでも輝いて

著者 :
  • ナナロク社
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本棚登録 : 57
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904292204

作品紹介・あらすじ

詩と詩人と写真家たちの素顔を若き日のおもい出とともにつづる初めてのエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 谷郁雄の詩もエッセイも読んだことが無い。でも気になっている。

    ナナロク社のPR
    「話題の詩人による、はじめてのエッセイ集。
    何者かになろうとして
    何者でもなかった
    日々はそれでも輝いていた
    写真家とのコラボ―レーション詩集など、
    新しい詩の形でヒット作を連発する詩人・谷郁雄。
    彼がこれまでに出会ってきた、本と詩と詩人たち、
    そして写真家たちの素顔を、
    自身の若き日の想い出とともに綴っています。
    エッセイの冒頭には、それぞれの詩人の作品から
    谷さんが選んだ一編を紹介。
    読者が、詩集、詩人、写真家に出会うための
    ブックガイドとしても良質な一冊です。
    イラストは人気画家のnakabanさん。
    30点以上に及ぶ挿画をお楽しみください。 」
    ナナロク社のサイトでサイン本が購入出来る?
    http://www.nanarokusha.com/books/hibiha.html

    オマケ
    「どれも特別な一日」(雷鳥社)はAmazonじゃ扱ってないのかな?
    12月21日(金) 谷郁雄さん&後藤グミさんトークイベント  ゲスト:枡野浩一さん『どれも特別な一日』(雷鳥社)刊行記念
    http://www.libro.jp/news/archive/003030.php

  • 詩人・谷郁男のエッセイ集。これまで暮らした街での出来事、好きな詩(詩人)について、写真家とのコラボシリーズの制作裏話という3つのテーマで構成され、半自伝的な内容にもなっている。詩集の方は何冊か持っているけれど、どんな人なのかこれまで全然知らなかった。このエッセイを読んで、自分が谷さんの詩に惹かれる理由がわかった気がした。
    詩と同じく、とても読みやすいけれど、さりげない余韻を残すとてもいい文章だった。いろんな詩人の作品が紹介されているので、詩の入門書にもいいかもしれない。でも、やっぱり自分は谷さんの詩がいちばん好きだな、と思った。

  • 『しかし きみの
    時間は 石だ。

    ぼくの 瞬間は
    花だ。』
    (本文より 詩人から頭の固い人へ/ラングストン・ヒューズ)

    詩の入門本ともなり得るし、
    谷さんの柔らかな言葉だけでも十分楽しめます。
    イラストも素敵でした。

  • 私の好きな詩人、谷郁雄さんの初めてのエッセイ

    谷さんがこれまで暮らした町のこと
    これまでの生活のことを書いた部分と
    谷さんが好きな
    いろんな詩人の
    いろんな詩と
    その詩についての谷さんの解説とその詩に対しての谷さんの想い
    が書かれた部分
    自作の詩集がどのように出来上がっていったかが書かれた部分

    この3つの部分からできています


    谷さんの詩は好きだったけど
    谷さんの人柄が垣間見える
    このエッセイを読んで
    あぁやっぱりいいな、と思った

    そして紹介されているいろんな人の詩集や写真集を
    手にとってみたくなった

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著者プロフィール

1955年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。90年『死の色も少しだけ』(思潮社)で詩人デビュー。93年『マンハッタンの夕焼け』(思潮社)がBunkamuraドゥマゴ文学賞候補に。詩集に『自分にふさわしい場所』(写真・ホンマタカシ)、『定員オーバー』(写真・長島有里枝)以上、理論社。『実況中継』(写真・浅田政志 実業之日本社)、『空を見上げる』(写真・石川直樹 武田ランダムハウスジャパン)、『君のとなりに』(写真・谷今日子 角川学芸出版)、『思春期』(写真・青山裕企 ピエ・ブックス)、『無用のかがやき』(写真・リリー・フランキー 実業之日本社文庫)、『透明人間⇄再出発』(写真・青山裕企 ミシマ社)ほか多数。

「2011年 『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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