日本のブルー・オーシャン戦略 10年続く優位性を築く

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904336113

作品紹介・あらすじ

ブルー・オーシャン戦略の本質とは、「バリュー・イノベーション」「ティッピング・ポイント・リーダーシップ」「フェア・プロセス」の三本柱で戦略策定、実行し、新規需要を創造することである。日本企業を中心に40以上の事例を掲載。

感想・レビュー・書評

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  • だいぶ前に買って、放置してた本。
    Wiiの成功とか、読んでて面白い。
    基本的には上層部の仕事の話だけど、私レベルでも何かに活用できるのだろうか?

  • 結局は、気合と根性で、ノンカスタマー、オルタナティブのヒアリングを膨大な時間を掛けて行うことに終始しているのには、がっかりしました。,「理論」を謳っているわりには、最後は根性論となっており、質疑にも出ましたが理論を適用した成功事例には全く応えないというどうも眉唾な印象です。,,いまさら、使い古された「WiiとPS3の比較」を出されてもねえ…。,また、「ブルーもレッドも両方必要です」と最初にエクスキューズしているのもどうかと。,,こういう方々は、キャッチーなタイトルの海外原著を国内ビジネスマン向けに解釈本を書くだけで、印税が稼げて全く羨ましい限りです。,,しかし、質問者で、素直に感動している人(女子学生)や、先進のマーケティングを勉強していることを鼻にかけている人(こちらも多分学生)が目立ち、そういった意味でも実りがなかったような気がします。,,,,慶應MCCで池上重輔氏のセミナーを聞いてきました(2008年5月8日)。

  • 「ブルー・オーシャン戦略」を日本の企業人向けに、さらに実践的に解説した本。
    ブルー・オーシャン戦略構築に用いられるいろいろなツールを具体的に解説。

    ご本尊の「ブルー・オーシャン戦略」ほど従来のマーケティング理論(レッド・オーシャン)に批判的ではなく、両方を使い分ける必要あると説く。ふむふむ。

  • コストを押し下げながら、買い手にとってのバリュー(価値)を向上=バリュー・イノベーション。 ERRCグリッド:コスト上昇 Raise(増加)Create(創造) コスト低減 Eliminate(除去)Reduce(減少)

  • 日本人の著者が日本人向けに書いている分、本家より分かりやすかったと思う。任天堂の成功事例や携帯会社の失敗事例など割と興味深かった。

  • 池上先生は頭脳明晰な上に、人当たりもよくて尊敬しているのだが、本家を含むブルーオーシャン戦略はいかにも後知恵のように感じ、本書でも同じ感想を持った。いきなりWiiの話から始まるのだが、現状のWii-UとPS4の鮮やかな対比を見るとブルーオーシャンを目指せばバラ色の未来になるとはとても思えない。長期的にはコアなゲームファンの期待に高いレベルで応えていくSONYの戦略が勝っていたのは結果から明らかだ。究極的にどれが最良の競争戦略かは、市場による淘汰でしか判断できない。
    経営学というのは多かれ少なかれ結果を後から説明するためのものでしかなく、再現性や予測性がない。これでは科学とは言えない。本書もその類である。
    とは言え、文章の構成、表現の簡潔さ、的確な比喩、論点の明快さなど、池上先生の才能が余すところなく収められている。ブルーオーシャン戦略を深く理解したい人にはオススメである。

  • 新規事業を考えるにあたり、事前知識として持っておいたほうがいいなと思う。これは、良い本。

  • ブルーオーシャン戦略そのものとしては後追いが中心かな。
    身近な国内事例が取り上げられているのは非常に良い。
    しかし、詳細は述べられていないので、あとは自分で調べろということなのであろう。

  • 競合しない領域で戦う。

  • オリジナル(邦訳)より、さらに簡潔に要点が整理されていて、おさらいに良かった。本編だけでは物足りないかも。
    認識を補強したくて国内での事例を期待したが、あまり新しい発見はなかった。実際にまだ少ないのかな。
    それよりも、『ブルー・オーシャン戦略』ではいまひとつハッキリしなかったプロセスとツールの使いどころが、かなり分かりやすくまとめられている。
    あとで思い出すときは、こちらの方が重宝しそう。

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