- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904507414
感想・レビュー・書評
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挿絵や文章の印象からさらっと読める本かなと思いきや、内容はとても深い。特に仏道式子育ては目から鱗だった。
*「むやみに叱らないこと・むやみに褒めないとこ」
叱ること→それをやめてくれたら汝を受け入れてあげますよ
褒めること→それを繰り返しなさい、そうしたら自分は快楽を感じますよ
という洗脳を行うこと。無条件に自分を受け入れてもらいたい、という気持ちを否定することに繋がる、、深い。
心の奴隷状態から脱するためにも定期的に読みたい。感情的になってしまう際の自分の心の動きを観察するようにしてみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浮気をなぜするのか、されるのかなど
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小池さんの他書を何冊か読んだことがあるので,
新たな知見は特にはない。
同内容と分かっていても,いい復習になるので,
ついつい手にとってしまう。
独特の文章表現に,多少(?)読み難さはあるが,
内容はすこぶるいい。
耳の痛いこともたくさん書かれてはいるが,
読了感は悪くない。 -
全ては記号。
生のセンスデータを自動変換させてしまっているだけに過ぎない。
慢(自分)。
自分なんてないのに、刺激を受けて発動する自動的メカニズム。
快は存在せず。
苦のメーターが上限しているに過ぎない。
誰しもが持つ自動メカニズムを知ることができた。
心の底から気付けた。
自分が実践していけるかどうかが大切だ。 -
自分の価値を高めたい、特別でありたいって欲求が勝手に生まれるんだなと実感しました。
素のままでいるとどんどん不幸になって行くシステムになってますね。
という事で、煩悩が生まれる瞬間を捉えられるように、早速各瞬間の感じていることに気を付けようと注意してみました。
が、すぐに巻き込まれて、"我を忘れて"しまいます。。はっきり言ってかなり難しい•••
いつも自分の状態に気がついていれば生活が良くなって行くのは確実と感じたので、頑張らなくても出来るように
なりたいなと思いました。
ところでこの能力って心理学のカテゴリーではメタ認知と同じものなのかな? -
今までは自分のアイデンティティーが大事だと思って生きていたのが、現実の「今」はいつでも業で造られた自己のアイデンティティーに呪われているだけ、と感じた。
心に刺激が走ると、欲望や怒りが機械的に飛び出してくる。そこに自分の意志「自我」が存在しないこと。結局は自分が「考えさせられている」ことで、自我があると錯覚しているにすぎないこと。その発生する欲望や怒りは根本では「自己愛」に基づくものに他ならないため、その発生した瞬間にそれを認識し制御する智慧をつけることが大事とわかります。 -
無我の境地
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by小池龍之介一連111029