銀河鉄道の夜 四次稿編 (4)

  • 風呂猫(台東区)
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904732878

感想・レビュー・書評

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  • いつの間にか3巻どころか最終刊である4巻まで出ていた!慌ててAmazonに注文した。1巻にいは2015年完結予定となっていたのにどういうこっちゃ。
    ますむらひろしによる3度目のコミカライズ。最終版である四次稿をベースにしたコミカライズではあるが、最終4巻ではジョバンニがカンパネラと別れた後、四次稿では削除された黒い帽子との対話が三次稿より挿入されるという変則的な構成となっている。また、巻末にはこれまた削除された別バージョンのラストシーンも収録。ますむらひろしにとってやるべきことはすべてやったという感のある究極のコミカライズとなった。

  • 待ちに待った最終巻。

    カムパネルラの消失のシーンの
    言葉にできないジョバンニの悲しみが
    痛いぐらいに伝わって来る

    本の仕掛けと
    斜線を引きながら残されていた原稿の見開き絵に
    感動しました。

    家宝です。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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