- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904785492
作品紹介・あらすじ
有田学級から生まれた
子どもたちの詩・作文・言動の記録――
これこそが、まさに教材!
◎数多の具体的経験を通して培われた学級づくりの根っこ=有田氏の「ユーモア」の真の意味を学び、感じることができます。
◎ポイント実践「やってみよう」で、きっとクラスが変わります。
感想・レビュー・書評
-
物事を面白くみられるかどうか
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1)明るい教室づくり
「可能性にとんだ若い先生方,どうか笑顔づくりとユーモア小話の保有者になって,明るい子どもたちを育ててほしい」(p17)
授業でも「知的な笑い」を生み出すことを自身に課しています。「知的な笑い」は子どもたちをつなぐものになります。いじめや学級崩壊とは逆方向です。
そして,明るい教室づくりのためには…
2)「教師自身が,子どもの「よいところ,よい行為」が見えるように努力する。同時に子どもたちにも,友だちのよいところ,よい行為が見えるようにする」(p110)
特に引用の後半部分を意識して次年度の教育実践を積んでいきたいです。子どもたち同士のよさを認め合えるための時間・空間を作っていきます。
教師修業の必要性,努力の継続が不可欠になります。
教師修業が必要である。なぜなら…
3)「教師が明るくなければ楽しい教室づくりはできない」(p192)のであり,「子どもたちは,「教師の背中」を見て育っていることを忘れてはならない。やはり,小さい子どもたちには,率先垂範が大切だ。」(p172)
私自身も心がけていることです。明るい学級にするために教師がネアカになるための修業が不可欠ですね。有田先生の著書からは「率先垂範」ということを毎回,学ぶことができます。