- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904899335
感想・レビュー・書評
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1章はソーシャルビジネスの話で面白かったが、2章以降は著者の人生経験をもとにした体験談となり、つまらなくはなかったが、特に面白いとは感じなかった。
飲食店の口コミサイトでヤラセを行う飲食店は、それなりに儲かっていて、それは即ちそこそこおいしいという話は、逆選択の構造であり面白いと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブログで概ね世界観がわかっていたのでだいぶ共感できるけど、そうでない人には少しむずかしいかもしれないなぁという印象。
でも、ネット業界のバブル的な盛り上がりのところをバッサリ切っていくところには共感できるし、ビジネスモデルってそんなもんだったりするよね、という身も蓋もない感じも微妙に勇気づけられるというかありがたいというか…
著者の人生をもう少し書いてみても良かったんじゃないかなとか思いつつ、これはこれで現時点においては良書であることは間違いないです。 -
頭がいいけど少し偏屈な著者の目線から見た、今のネット業界や仕事や人生論。さっと読めて面白い。
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なんの本だかよくわからないが、まぁ娯楽としては面白かった
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帯の「この世には誰もが嘘と分かっていてもつっこまない数字が3つある。ひとつは中国のGDP、もう1つはデーモン小暮の年齢、最後の1つはFacebookのユーザー数だ」っていうのが笑った。
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なんかデジタルが良いとかアナログが良いとかというレベルではないんだな。
デジタルだって結局すべてが金に執着しているわけで金で買える物をどこまで信用してよいのかはホント判断に困る。
だからと言って今の社会アナログに戻せるわけではないので
いったいどこで暴発するかそれだけが気がかりである。 -
とりあえずやってみる勇気と、分からないことを恥ずかしがらす人に聞く勇気。自分個人が成功するためには好きなこと、得意なことに限定し過ぎると可能性を狭めてしまうことになるし、いかに競争のない分野で商売するかを考えると、個人でも会社でもよそにはない独自性が必要だということが勉強になった。
表紙のイラストはブラックジャックの佐藤さんの書き下ろしだった。 -
ソーシャルメディアの危うくて信用できない実態を、業界の内側にいる著者が冷静に分析した本。
「フォロワー」も「いいね!」もカネで買えるようになった時代になり、ますますネットとリアルの乖離が進んでいるのに、それに気がつかないままソーシャルの可能性をもてはやす世間に、首をかしげている。
・Twitterのフォロワー5000人分が3,800円
・Facebookのいいね!5000人分が15,000円
・YouTubeの再生5000回分が2,300円
本の後半では、ソーシャルという武器で武装し始めた再びの起業ブームにうさん臭い目を向けている。
大手メーカーを辞めて経験もないままネット業界に飛び込み、いつの間にかアルファブロガーとみなされ起業できた著者の、どこか醒めた視線の方が正しいような気もするが、ブームに乗ってうまくいった一例という面があるのも確か。
ただブームのど真ん中にいる人ほど、冷静にものごとを見ることができるのは確かなようだ。そういう意味では4年前に『ウェブはバカと暇人のもの』が出た時と同じように、いいタイミングでズバリの題名で登場してくれた本。 -
ネット世界の大政翼賛会や大本営発表に噛みついているところが面白い。
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20頁に書かれているような「○○なう」をスマフォでつぶやき電話会社の回線を通じてサーバに向かい、太平洋のケーブルを経て、アメリカのツイッターのサーバに記録される。その後、フォロワー(多くは日本人)に配信される。これにどう意味付けするかという問題は、考えさせられた。だとすると、意味のあることをつぶやけばいいのか。。。
個人的には後半の方がおもしろかった。SNSというよりIT業界での著者自身の回想が述べられていて興味深い。全く想像できない仕事の流れで新鮮だった。
P.114ドットインストール
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