「自分の言葉」で人を動かす

著者 :
  • 文響社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073437

感想・レビュー・書評

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  • 今読んでるところだけど。
    感受性が枯渇してきたのか、心を動かされることはほとんどない。

    だから教えたいこともない。

    呆れや怒りならあるか。

    人間は個人差あるから、人が熱弁することでも
    大体言うほどじゃない。
    経験的に割り引いて考えておく癖がついている。

    同様にこちらに珍しく響いたことでも他の人には特に何の感動もない事も多い。

    この本も私の行動を変えることはできないか。

  • この本では、自分の思いや気持ちを誰かに伝えたいけど、一生懸命話しても、相手の反応がいまいちよくない。
    それは、テクニックとはではなく自分の言葉ではない事が主な原因ではないかと言っている。

    「自分の言葉」とは「あなたにこれを、どうしても教えたい」という視点から出た言葉であり、「人を動かす力がある言葉」になると理解した。

    しかし多くの人の発言は「教えたいこと」ではく、
    「言いたいこと」から出発しているので、人を動かす力がなく、借りてきた言葉になってしまう。

    言いたい事=自分が教えたい(一人称)
    教えたい事=あなたに教えたい(二人称)

    人を動かす伝え方の3つの勘違い
    1.論理的に伝えれば、人は動く
    2.認知度が上がれば、人は動く
    3.テクニックを使えば、人は動く

    教えたい事視点のメリット
    ・人から自然と信頼が得られる
    ・本音のまま出会いが喜ぶ話が出来る

    教えたい事を引き出す手順
    1.自分の言葉の作り方を身に着ける:感情の震源地に目を向ける
    2.相手を動かす言葉の選び方:誰に話すかによって、話すポイントを決める
    3.言葉の力を強くする方法:なぜ「教えたい!」と思うのか理由を付け加える

    オリジナルな言葉を引き出す技術
    ・言葉にみるみる血が通う、「これすごいんだよ!」の魔法
    ・ふーん、ほう、はっなどの感嘆詞から感情を紐解く
    ・比較すると感情にグラデーションが付けられる

  • 木暮さんの講演を聴く機会があったので、そのフォローアップの意味を込めて読んでみた。
    講演でもあった「教えたいこと」を探して伝えることがさまざまな場面で活用できることが分かった。
    視点を変えたいときに、「教えたい人」を変えてみるというのは考えやすそうだと思った。また、自己紹介や雑談でも相手に「教えたいこと」を話す、相手に「教えてもらいたいこと」を聴いてみるのを実践してみたい。

  • 論理的に伝えたからといって人は動かない。
    伝えたいよりも、教えたい、
    感情の震源地に目を向ける。
    誰に話すかによってポイントを決める
    なぜ教えたいのか理由を
    会議は発散と収束。

  • 心に刺さったフレーズ

    ・教えたいことは何かという視点で自分の中から言葉を引き出せば、これまでとまったく違う言い方ができるよういなる。
    ・今自分が学んでいることの、どこを人に教えようかという視点で情報を吸収する。

  • 2016/5/23

    言葉の遣い手になりたいなぁ〜と改めて感じさせられたなぁ。

    ・読む人、聞く人を「理解」させるだけじゃなくて、「行動」させる言葉とはなにか。

    ・作文の「切り口」を変えてみよう、と指導するのではなくて、「誰に向けて書くのか」を変えてみよう。と声をかける。

    ・「あなたに」教えたいことがあるんだよ、という意識で情報を選択する。

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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