- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905158769
作品紹介・あらすじ
ミュージシャン・音楽プロデューサー 西寺郷太(ノーナ・リーヴス)によるクリエイティヴなノート術、第2弾!
僕のノート作りとは「ある情報を見開き数枚の紙にまとめて、人に説明できるまで理解すること」。
このシンプルな作業の重要性とノウハウを、わかりやすくレクチャーします。
ノートそのものを見せることで、ビジュアルからアプローチしたノート術、前作『伝わるノートマジック』(#伝マジ)。
西寺流ノート術を解説したのち、演習として実際にノート作りを目指す今作『始めるノートメソッド』(#始メソ)。
どちらもシリーズとして読めますが、それぞれが完結しています。
「手書きノート」は、自分の思考を整理するためのツール!
感想・レビュー・書評
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誰しも下ろしたてのノートや手帳は丁寧に書く。ただそれは普通長続きはしない。気がつけば、殴り書き。
著者の足元には及ばないが、仕事柄ノートは必携。企画書の下書きや印刷物のラフ作成時にアイデアをひたすら書き込む。何やら書いてるうちにアイデアがヒラヒラと降りてくることもあったりして。パワポ前にまず手書きが、とにかく大事。
さて、本書の著者はボーカリストをスタートに、音楽プロデューサー、作詞作曲も行い、V6らに楽曲提供、80年代音楽評論家の顔も持ち、小説や脚本にコラムも手掛け、イラストレーターとしても活躍。
その多彩な才能を培ったのは、少年時代から積み上げてきたノート。大学ノート1枚もしくは見開き2枚に大事な情報を鉛筆と消しゴムを使い、あくまでも手書きでまとめる。作り上げたいくという表現がピッタリな端正なノートに仕立て上がる。
本業は自身のノートを提示しながら、メソッドを開陳。著者はノートを書く目的を、『ノートはトークや会議を円滑に進めるため。換言するなら、こちらの話を聞く相手のためにある。ノート自体が大事なのではない。』
そう、ノート作成が目的になってはいけないと。とは言え、収録されている高二の時の世界史ノート、それはノートそのものがすでに参考書化しており、その掲載ページには『これだけ勉強して大好きだった世界史ですが、大学受験の科目にはまったく関係なかったというオチが(笑)。当時はこのノートの精度を上げることが、とにかく楽しかった。大人になってからとても役に立っています。』というキャプションが添えられている。
本書の効能は、アタマにある企画を企画書に落とし込もうとする際、なんだか違うんだよなぁって暗礁に乗り上げる。そこから抜け出す、キックオフをもたらしてくれる…そんな一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノートというか、芸術作品のようで。
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ノート
書きたくなってくるわぁ〜
西寺さんのノートをみてるだけでも楽しい -
著者が今までに作ってきた、学ぶノート、伝えるノート、生み出すノートを作るときの方法、心得を紹介してくれている本。著者の過去に作成したノートも紹介されている。デジタルグッツも好きだが、アナログ的なノートも好きなので、ページをめくる一時は至福のときだった。著者は絵心もあり、上手にイラストを書いているが、私にはそんな技は持ち合わせていない。なので、写真や雑誌の切り抜きを貼るなどの工夫をしつつ自分のノートを作ろうと思った。
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本当に自分が書いたノートを
たくさん載せてくれていて
なかなか壮観です。
取り上げられているのが
音楽関係のものなので
そこに興味のある人なら
じっくりそのノートを読み込んでも
面白いだろうと思います。 -
頭の中の発想をノートにまとめる時に使える。
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ノートは愛用してるけど、こんな風にはなかなか書けないな。
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読了 20201025
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使用目的に合わせてのパート分けやタイトルの大事さなどなど、普段はトークおもしろミュージシャンとの認識していた郷太さんだけど、その裏には長年続けてきたノート作りというベースがきちんとインストールされたうえでの事。だと伝わった
何か書き(出し)たくなる素敵な一冊でした -
以前読んだというか拝見したノート本の続き。どうやってノートを書いているかの説明があります。かなりきれいな仕上がりのノートなので見てて楽しくなる。