「戦術脳」を鍛える最先端トレーニングの教科書 欧州サッカーの新機軸「戦術的ピリオダイゼーション」実践編 (footballista)

著者 :
  • ソル・メディア
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905349495

作品紹介・あらすじ

戦術的ピリオダイゼーション――Periodização Táctica
複雑系――Complex System
システム思考――Systems Thinking
戦術革命のカギはトレーニングにあり!

神秘的なイワシの群れは――
周囲の仲間と適度な距離を保つ
進む方向、スピードを合わせる
仲間がたくさんいる方向へ向かう
――単純な指令で成立している。
思考を共有した群れを作る方法とは?

ゲームモデルで読み解く 新・観戦術のススメ

感想・レビュー・書評

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  • とても丁寧でわかりやすかった。
    理論を知った上で応用する。

  • 一見難解な戦術的ピリオダイゼーションについて、今までのトレーニングや概念と比較しながら丁寧に説明されていた。
    細かすぎるところがとても好感が持てた。
    トレーニングは共通の意識を持たないと効果はアップしない。言語化することでお互いのズレがなくなっていく。その効果を感じた。
    また幼い時からしてるトレーニングに意味を見いだせない部分については腑に落ちたところがあった。

    ・トレーニング原則の条件として、①複合的な要素が混在したトレーニング構築、②全体をシステムとして考えたときに、サブシステム機能との相互作用の分析
    ・ゲームモデルを活用するメリットとして、①自己組織化を促し、創発現象の恩恵を受ける←突き抜けたアイデア等、②システムのレジリエンスの向上、③システム全体の目的/目標の共有による全体最適化
    この辺りに尽きるかな。

    ただドリブル塾がダメだと言っている訳ではなく、中には必要最低限の技術向上は必要と書かれている箇所もあった。何が正解というのがないのがスポーツ。奥深さを感じれる一冊。

    ビジネス本にも活用できる本でした。

  • わかりやすい。

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著者プロフィール

山口 遼 / Ryo Yamaguchi
1995年11月23日、茨城県つくば市出身。鹿島アントラーズつくばJY、鹿島アントラーズユースを経て、東京大学ア式蹴球部へ。2018年シーズンから指導者へ転身し、同部ヘッドコーチに就任。2020年シーズンからは同部監督に昇格し、同時に関東サッカーリーグ1部の東京ユナイテッドのコーチを兼任する。戦術的ピリオダイゼーションを実践した指導法で注目を集める。

「2020年 『「戦術脳」を鍛える最先端トレーニングの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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